読者特典を活用して繁盛店を作るコツ
宇宙一外食産業が好きな須田です。
先だっておかげさまを持ちまして、Amazonの売れ筋ランキングで1位を頂戴しました。
必要とされている方のお手元に本が届いていることに感謝しております。
コロナウイルスの関係で飲食業界を取り巻く環境は逆風が吹いておりますが、事態はいつか必ず終息します。
循環の法則というものがあり、物事は全て循環しておりますので、何かが永遠に継続することは無いので、必ず終息します。
その時が来るまで耐えて闘いましょう。
そのためにも、自店を、自社を強くする必要が有ります。
そこで、本には購入いただいた方を対象に、感謝の気持ちを込めて、特典を幾つか添付しております。
今回はその特典のことをご紹介させていただきます。
特典の種類は二つあります。
巻末に印刷されている特典と、差込チラシの物との2種類です。
巻末にはABC分析シートと、接客マニュアルのサンプルを、差込チラシには他店舗チェックリスト、事業計画書、出版記念音声の合計5点の特典があります。
差込チラシの見本はこちらです。
「ABC分析シートについて」
まず、ABC分析シートは、通常のABCシートではなく、販売個数と販売額と利益額の3項目に分類分けする考え方を表しています。
一般的に販売額のみで売れ筋商品を明確化しますが、このシートを見て頂くとわかると思いますが、私は最初に販売個数を基準にするようにしています。
金額を基準にすると当然高額商品が上位に来ることになりますが、個数を基準にすることでお客様がどの商品を求めて来店したのか、最も人気の高い商品がどれなのかが理解出来ます。
その商品の売上貢献度も理解出来ます。
通常、販売個数が多い商品は安価な商品であることが多く、販売数が多いので売上貢献度も高くなる傾向があります。
次に、利益額のABCですが、販売個数が高い商品が上位にくることは少ないです。
売価が低いので、利益額が低く上位に来ることはありません。
利益額ABCで上位に来るのは売価が高くて原価率が優秀な商品です。
この商品が大きな利益獲得を果たしてくれています。
その考え方がわかるシートになっています。
このシートを参考にして、自店の商品ABCをエクセルデータに落し込んで、販売個数、販売額、利益額の3分離で分けると、どの商品を売ると一番儲けられるのか、どの商品が一番人気なのか、そして、ここが最も大事なポイントですが、どの商品とどの商品を組み合わせて販売すると一番効率的かもわかります。
このポイントは本には書いてありません。
もう一つ重要ポイントがあります。
メニュー改変する時にどの商品を値上げすると、最も効果が高くどの商品を値上げすると離客してしまうのかが理解出来ます。
グレードアップしなければならない商品を決める際にも、貢献度の高さを基準にして決めることが出来ます。
ここも、本には書いていないことです。
「接客マニュアルについて」
次に接客マニュアルですが、これも実際に使用しているマニュアルの抜粋です。
私は、基本のマニュアル基準はありますが、業態ごとにカスタマイズして活用しています。
マニュアルで重要なことは、台詞を教えて暗記させることではなく、実際のオペレーションで有効に作用するようにすることです。
ですから、接客用語を教える前に理念を伝えます。
理念教育をしてから、人としてのマナーとその重要性と、マナーを習得することによってあなたがどれほど素敵な人格になれるかを理解していただきます。
次に具体的な利用シーンを想い浮かべながら接客用語のトレーニングを行います。
接客用語のトレーニングで大事なことは、お客様にはっきりとお店側のマインドを伝えることだと教育します、ここが一番大事なことです。
このマインドを伝えることが後々、おすすめトレーニングに活きて来ます、連動しています。
このことも本には書かれていないことです。
以上の特典はエクセルとワードの形式資料になっていますので、ABCでは実際の商品名を入れて数値を入れて活用してください。
接客用語では、店名、基本理念、接客用語などを自由に書き換えて活用してください。
「他店舗チェックリストについて」
次は、差込特典ですが他店舗チェックリストはPDF形式の資料です。
実際にこのシートを業種ごとにチェック項目を変更・増減して活用しております
このシートを活用してベンチマークしているお店にスタッフを送り込んで、レポートとして提出していただくことも出来ます。
このシートを導入する前までは、訪店した時の感想をそれぞれがそれぞれの視点で話すだけでしたが、このシートを導入するとチェックする項目が明確になることと、チェックしなければならないことも同時に明確になります。
それまではなんとなく会社のお金で飲める気楽な作業のイメージがある他店舗チェックですが、リスト化されるとチェックポイントが明確になることと、未記入の項目があると目立つので、積極的にリストを埋めに行きます。
リストも大項目・少項目・詳細・コメントとチェックするカテゴリーと記入する内容、それぞれの感想を簡単にメモれるようにしてあります。
すると自然とシッカリとチェックするようになり、会社としても基準が明確になり、その後の議論が暴れることが無くなります。
最後に総評としてコメントを書く欄もあり、ここで個人の意見をキチンと反映できるようにしてあります。
「事業計画書について」
次は事業計画書です。
事業計画書は、エクセルと記入例を書いたPDFのセットになっています。
実際に項目を決めて金額を入れてみてください。
投資計画を立案する際に、投資対象がわからない方が多くいます。
世に出回っている事業計画書も、エクセル形式の物だけで、実際の投資項目をここまで詳細に書いている事業計画書のサンプルを私は見たことが有りません。
そもそも、この投資項目をリスト化出来なくて、実際には必要であるが、投資項目としてピックアップしていなかったために投資額が大幅にオーバーしてしまうケースがほとんどです。
ですから、投資計画を詳細に作り上げて、融資相談に臨みましょう。
ここまで詳細に計画すると、資金不安が無くなりますし、投資に対する考え方がより明確にシビアになってきます。
どうか、活用して下さい。
「出版記念 音声について」
最後は音声です。
この音声は当初全く予定になかったことです。
YouTubeの動画を撮影している時に、サポートしてくださっている方が、「写真を撮るので何か話している感じをください」と言われて、話している感じの方がはるかに難しいので、「どこにも出していないことをお話ししましょうか?」となって、「それなら録音します!」と、録音データとして残しました。
長く経営が継続出来ている老舗が、実はどのようなことをやっているのか、その内容をお伝えしています。
一般的には、やってはいけないと言われていることを、実は老舗に限らず、多くの繁盛を継続しているお店が共通して行っていることをお話ししています。
読者特典は以上となりますが、フォレスト出版さん経由のものと差込チラシ経由のもの併せて5つの特典があります。
どうかご活用くださいませ。
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