【韓国ドラマ】타인은 지옥이다（他人は地獄だ）｜地獄はどこにあるのか、悪魔は誰なのか
2023年の初サスペンスドラマとして
『타인은 지옥이다（他人は地獄だ）』を見ました！
大人気web漫画が原作で、中々にグロかった本作ですが
見ごたえはありました！！！！！
ストーリー ★★★★☆
サスペンス／推理 ★★★☆☆
もう一度見たい度 ★★★★★
総合 ★★★★☆
製作国：韓国（2019年）
原題：「타인은 지옥이다」（英題：「Hell is Other People」）
演出：イ・チャンヒ
脚本：チョン・イド
話数：10話（約60分／話）※日本放送時は各話約30分で20話構成
※ネタバレに繋がる記載は極力避けていますが
気にされる方は視聴後にお読みくださいませ。
※画像は公式サイトよりお借りしています。
あらすじ／予告編
大学の先輩が起業した会社で働くため、地方から上京したジョンウは、町外れにある古びた考試院（コシウォン）に入居するが、住人たちは奇妙な人間ばかりだった。無遠慮な大家を筆頭に、奇妙な笑い方をする坊主頭の男や、独り言ばかりのタンクトップ姿の男など…その中で歯科医のムンジョだけが、ジョンウの気を許せる唯一の相手だった。しかし職場でも上司との関係がうまくいかず、次第にストレスを溜め込んでいくジョンウ。やがて住人の失踪をきっかけに、ジョンウは考試院に潜む恐ろしい“悪”と対峙し、自らが“地獄”の真ん中にいることを悟るのだった――ジョンウはこの“地獄”を抜け出すことができるのか!? 最後に待ち受ける衝撃の結末とは!?
《『他人は地獄だ』ドラマ公式サイト》
登場人物
ユン・ジョンウ（イム・シワン）
エデン考試院303号室。小説家志望だがうまくいかず、大学の先輩が起業した会社で見習いとして働くために、地方からソウルに上京してきた。安定した収入を得るまで、とエデン考試院に入居したが、やがて想像を絶する“地獄”へと導かれてゆく…。一見おとなしそうに見えるものの、実は負けん気が強い。 《『他人は地獄だ』ドラマ公式サイト》
ソ・ムンジョ（イ・ドンウク）
エデン考試院304号室。考試院の近くで歯科医院を経営している。患者や看護師たちからの評判も高い、品行方正で礼儀正しい人物。入居したばかりのジョンウを気にかけて、なにかと相談にのってくれるのだが…。完璧な印象を与える一方で、どこかミステリアスな雰囲気を持つ。
《『他人は地獄だ』ドラマ公式サイト》
オム・ボクスン（イ・ジョンウン）
エデン考試院の大家。親切で気のいい性格で、ゆで卵やキムチといったお手製の料理を振る舞うなど、ジョンウたち入居者のことをあれこれと世話している。しかしその感覚はどこかズレており、一歩間違えれば図々しく無遠慮な性格にも捉えられる。 《『他人は地獄だ』ドラマ公式サイト》
ユ・ギヒョク（イ・ヒョヌク）
冷静沈着で物静かな男。考試院で住人同士のいざこざがあっても、ひとり落ち着いた態度で皆を諭している。どんな時も崩れることのない笑顔が、かえって薄気味悪さを感じさせる。常に長袖の服を身に着けている。 《『他人は地獄だ』ドラマ公式サイト》
ピョン・ドクチョン（パク・ジョンファン）
エデン考試院306号室。坊主頭の男。他人から怒られたり殴られたりしても常に笑っており、その奇妙な笑い方と話し方が、ジョンウを不安にさせる。双子の兄がいて、一緒に考試院に暮らしている。モデルガンでよく遊んでいる。 《『他人は地獄だ』ドラマ公式サイト》
ホン・ナムボク（イ・ジュンオク）
エデン考試院313号室。タンクトップ姿の男。ジョンウのことを影からずっと凝視するなど、不可解な行動を見せる。時にその手には刃物が握られていることも…。部屋には女性モデルの切り抜き写真が壁一面に貼ってあり、パソコンではいかがわしい映像が流れている。
《『他人は地獄だ』ドラマ公式サイト》
これぞ韓国ノワール！
とにかく救いようもないほどの『悪』
そして全体的に暗く、グロい描写もある。
これこそ韓国ノワール作品！！！
苦手な人は苦手だと思うけど、好きな人は好き。
正直見る人を選ぶ感じは否めない、、、
※ノワール：フランス語で黒という意味。暗黒小説、フィルム・ノワール - 小説、映画の一分野。人間の悪意や差別、暴力などを描き出している。闇社会を題材にとった、あるいは犯罪者の視点から書かれたものが多い。
考試院（コシウォン）って何？
本作の舞台になっている『考試院（コシウォン）』は日本だと聞き馴染みがないと思います。
元々は、朝鮮半島の大学入試や公務員試験の受験者が、いわゆる缶詰になって試験勉強をする小部屋、安価な宿泊施設であった。21世紀の現代においては、アパートの高い賃料を払えない大学生や地方出身者、日雇い労働者が生活の拠点を構える簡易宿所となっており、時には貧困や格差社会の象徴として報道される。部屋の大きさは2畳程度で窓がなく、台所やトイレ、浴室が共同といった劣悪な環境の施設が多かったが、ソウルなど大都市圏の住宅難を背景に施設が増加する中で、快適性に配慮した施設も現れている。観光地など一部では、外国人観光客相手に無許可で宿泊営業をして摘発される例もある。狭い通路を挟んで部屋が密集しており、スプリンクラーが設置されていないなど消防法上の脆弱性も指摘されており、一度火災が発生すると、甚大な被害が発生する。《Wikipedia》
ジョンウも貧乏じゃなければ考試院じゃなくて普通のアパートに住めて
こんな事件に巻き込まれなかったのにと思うとやるせないですよね、、、
（相場は2万円～5万円／月くらいらしい）
なんでもお金で解決できるわけじゃないけど、
お金があれば避けれることはたくさんあるわけで、、、
住人たちが気味悪すぎる
そんな不気味な宿で暮らしている住人が気味悪くないわけがない！
（私なら借金してでも１日でこんな宿からは出てく）
パット見でキッショい人や怖そうな人もいれば
いい人そうかな、、、？と思わせる人も
普通のインテリそうだけど、、、って感じの人もいる
中々に手ごわい住人達。
イ・ドンウクがセクシーで最強すぎる
この作品を見たきっかけはTwitterで
本作のイ・ドンウクが『超セクシー』だって口コミを見たから。
やっぱり口コミって信じるべきですよね！
最高にセクシーでした！！！！！！！！！
そして一挙手一投足から感じられる『最強感』
最強な人からしか感じることができない余裕が随所で感じられて
『最強フェチ（？）』な私からすると最高すぎるキャラクターでした！
執着は愛なのか
この物語の主軸となっていくのは
『ソ・ムンジョ×ユン・ジョンウ』の関係性。
最初はお互いに犯罪小説が趣味ってことで
ムンジョに気を許していたジョンウ。
でもあることがきっかけで疑いの目を向けるようになってからは
ジョンウはいつも冷たい視線でムンジョのことを見ていた。
しかし、ムンジョがジョンウを見る視線は『熱烈すぎる！』
重いよ！愛が重すぎるよ！！！！！！
これは愛なのかよ！！！！！！！！！
愛って何なんだよ！！！！！！！！！
ジョンウもジョンウの周りの人たちも
どんどん色々なことに巻き込まれて行くけど
そこにはいつもムンジョが現れて、、、
ミイラ取りがミイラになるのか、元からミイラだったのに気づいていなかったのか
ジョンウはどんどん自分の気持ちがコントロール出来なくなってくる。
それは考試院や会社でおかしな人達に囲まれているからなのか、、、
それとも『本当の自分』の存在なのか、、、？
先輩と飲みに行った後に酔っ払いの喧嘩に遭遇し、
先輩が放っとけって言ってるのにもかかわらず
ジョンウは放っておけなくなって手を出してしまう。
ここから彼の中の『何か』が変わっていく、、、
事あるごとに兵役時代のことがフラッシュバックしたり
兵役時代の出来事と現在の出来事がこんがらがって夢に出てきてしまったり、、、
（これも韓国ならではですよね、、、兵役時代の話なんてほとんどいい事聞かないし、、、）
ネタバレに繋がってしまうのであまり書けないですが、
最後まで『誰が本当の悪魔』なのかには目が離せません！
イ・ドンウクってなんでかブロマンスを匂わす作品多いですよね、、、
『トッケビ』にしろ、『BAD and CRAZY』にしろ、、、
にしても現在41歳なのが信じられません！！！
美しすぎる！！！！美の秘訣教えてくださいませんか！！！
イム・シワンが34歳なのも信じがたいけど、、、
童顔すぎ、、、羨ましい、、、
私がK-POPハマってたときはZE:Aがバチバチ活動してた時期なので
彼の印象はアイドルのままですが、、、
これが11年前だなんて、、、こっわ、、、
みんな囲みアイメイクしてたよね、、、懐かしっ！
にしても本作はドロドロでグロめの
これぞ韓国サスペンスって感じで最高でした！
原作とはシナリオがちょっと変わっているらしいので
原作漫画も読んでみたいとこです！
結末を知ってから２回目を見ると色々新しいことに気付けるタイプの作品だと思うので
早速２回目を見たいと思います！
（こういうことするからいつまで経っても視聴リストが消化されない）