我思ふ Pt.151
皆さん、こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。
いい感じで気温も下がり、短い秋を堪能できる時期がやってきました。
シャワーで済ましていた入浴も、どっぷりと浴槽に浸かる入浴へとシフトしていきますね。
さて、というわけで今日は入浴の話。
定期購読してくださる方が少ないでしょうから改めて説明させていただきます。
私は潔癖症です。
一日でも入浴できないと、かなり精神的に追い詰められます。
そして日を追う毎に、ベタつく髪、脇の臭い、黄ばんでいく皮膚を見ては発狂しそうになります。
昨年骨折で入院した際も、本気で暴れそうになりましたね。
本当に自爆テ○をしてやろうかと考えたくらいです。
まぁ足骨折してんだからできるわけねぇけど。
そんな私ですが先日、出張の際ビジネスホテルに二泊したんです。
前泊してから次の日の朝、ホテルのロビーで同僚数名と待ち合わせしてました。
待ち合わせ時間は朝八時半。
私が起きた時間は六時半。
少なめの晩酌だったので目覚めスッキリな私は冷たいコーヒーをガブ飲みした後に、ホテルの部屋にあるユニットバスで入浴。
たっぷり体を温めた後に、朝シャン決行。
あ、ちなみに前の晩もしっかり入浴してます。
そして極寒に仕上げたホテルの部屋で体を冷却、そして半袖短パンで朝食、部屋へ戻り、着替え歯磨きをしてロビーへと。
なんて優雅な朝なのでしょう。
仕事じゃなきゃより最高の朝なのに。
そして同僚と落ち合い、タクシーへ。
タクシー内はぎゅうぎゅう詰め。
「ん?お前風呂でも入ってきたのか?なんか石鹸臭いな。」
私の隣に座る同僚が話しかけてきた。
「うん、時間あったからな。」
「あ、そう。昨晩入ってなかったの?」
「いや、入ったよ?」
「え?」
「ん?入ったよ?二回。」
「は?二回?昨日?」
「うん。ホテルに夕方着いて、まずひとっ風呂。で、夕飯、晩酌してもう一回。」
「で、朝風呂と…。」
「うん、なんか文句あんの?」
「い、いや、文句は無い。ただお前の奥さん大変だなと思ってよ。」
この後別にこの同僚に突っ込まなかったが言いたいことは分かる。
水道代が大変だろうだとか、洗濯大変だろうとかそんなとこだろう。
おいおい、私だって腐りきっているとはいえ、妻子を養っている身だ。
そんな家庭の金銭事情と自分の潔癖気味な性分どちらを優先するかなんて、そんなもん言うまでもない。
だから…まぁだからって…なんか言い方違うけど、私は出張や旅行となると気が狂ったのではないかと思われるくらい入浴する。
だってウチのかわゆい奥ちゃんから「めっ!」ってされないからね。
で、何だか昨日浴槽に浸かりながら何となくこないだの出張二泊で何回入浴したかを数えてみたんです。
1…2…
うん、6回でした。
あ?盛ってんじゃねぇかって?
盛ってねぇ、コレが真実だ。
Sad but trueだぜ?
初日、ホテルに到着してから一回目、晩酌して寝る前に二回目、二日目の朝に三回目、勤務終了後に四回目、んで懇親会後寝る前に五回目、で、最終日の朝六回目と。
だからまぁ二日目は一日で三回入浴したことになるわけだネ。
コレはね…。
辛いのよ?
この性分て辛いのよ…。
体を綺麗にしないと眠れないし、気が狂いそうになるって本当に不便だと思う。
このせいでだいぶ行動が制約されてしまうしね。
キャンプに行ってもシャワー室が無いキャンプ場なら近くの温泉施設まで入りに行くし、若い頃車中泊とかしてた時も、施設を探しながらしてたし、それに遊びならまだしも災害とかでライフライン遮断とか考えるだけでぞっとする。
なんでもほどほどがいい事くらい分かっちゃいるんです。
でもコレばかりはどうにもならん。
ん?
夜の夫婦性活の時も潔癖かって?
そうなんです。
盛り上がって二人で絶頂を迎えて、二人でそのまま寝落ちなんて考えられません。
洗います。
地獄の鬼どもが、亡者を斬り刻む包丁を研ぐが如く洗います。
まぁそんなね…旦那を温かく包んでくれるかわゆい僕チソの奥ちゃんには感謝しかありませんね。
災害、ライフライン遮断なんかあったら恐らく真っ先に精神疾患→自死となるであろう男のお風呂事情でした。
何が悲しくて四十代死にぞこないアル中核廃棄物のお風呂事情なんか読まなきゃいけねぇんだよ、とかいう切ない突っ込みは無しでお願いします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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