サクセスビルダーズ通信2023年10月11日号
サクセスビルダーズ通信とは
「サクセスビルダーズ通信」は、サクセスビルダーズコミュニティで毎朝配信される「朝の挨拶」コンテンツを基に作成されています。この「朝の挨拶」コンテンツは、実際の朝礼に相当するもので、コミュニティにおけるコミュニケーションを強化するためのものです。
「朝の挨拶」コンテンツは下記の5つから構成されています。
・【おはようございます】
・【名言・格言のコーナー】
・【トリビアのコーナー】
・【心理テストのコーナー】
・【心理テストコーナーの次回予告】
心理テストはビジネスマンにふさわしい内容に書き下ろしています。ぜひ、ビジネスにお役立てください。なお、心理テストの回答は有料(100円)になっています。テスト結果を知りたい方は課金をお願いします。
【おはようございます】
世の中はお互いに影響を与え合っています。ある小説を読んでいて、前にも読んだことがある気がすることがあります。少し調べてみると著者が影響を受けた人物の作品と似ていることがわかることもあります。マネや盗作ではありませんが、思想を受け継いでいることがわかります。
罪と罰に似ていると思うのが、レ・ミゼラブルとキングオブコブラです。黒澤明監督の作品もどことなく似ているような気がします。
みなさんは、こんな経験をしたことがありますか。
【名言・格言のコーナー】
フョードル・ドストエフスキー
Fyodor Dostoevsky
Фёдор Миха́йлович Достое́вский
1821年11月11日-1881年2月9日
出生地 ロシア帝国 モスクワ
職業 小説家、思想家
Where there is no love there is no sense either.
愛のないところには、良識もまた育たない。
ドストエフスキーのこの名言は、愛と良識は表裏一体であるという考えを表現しています。愛とは、他者を思いやる気持ちであり、良識とは、正しいことを判断する能力です。愛があるからこそ、他者のことを思いやることができ、その結果として良識が育まれるというのです。逆に、愛がなければ、他者のことを思いやることができず、結果として良識が欠如してしまうということになります。
この名言は、人間の生き方を考える上で重要な示唆を与えてくれます。愛を育むことは、良識を育むことであり、それはよりよい社会を実現するためにも必要なことです。もちろん、愛があれば必ずしも良識ある行動をとれるわけではありません。しかし、愛は良識を育むために欠かせない土壌であることは間違いありません。
【トリビアのコーナー】
フョードル・ドストエフスキーは、モスクワのマリインスキー貧民救済病院の官舎で、父ミハイル・アンドレ―ヴィチ・ドストエフスキーの次男として生まれました。彼の父は、マリインスキー貧民救済病院の医師であり、後に院長を務めています。母は、モスクワの裕福な商人の娘です。彼は敷地内にある実家で育ちました。彼には兄が1人、妹が2人、弟が2人いました。
1827年に、父が八等官に昇進して領地を持つことが許されました。四年後の1831年に、モスクワから150キロメートルほど南に離れたトゥーラ県にあるダロヴォーエを買いました。その翌年には、隣村のチェリョーモシナを買い、「地主貴族」になりました。
1833年に中学受験のため兄・ミハイルと一緒にドラシューソフの塾に通い、1834年に文学教育で有名なチェルマーク寄宿学校に入学しています。1837年に母が亡くなっています。
彼は幼少期から『旧約聖書』『新約聖書』やシラーの『群盗』などに強い感銘を受けます。これらの経験が彼の創作活動に大きな影響を与えたと考えられます。
フョードル・ドストエフスキーは、28歳の時に空想的社会主義に関係して逮捕されます。彼は農奴制廃止を訴え、社会主義理論を探究する青年知識人の地下サークル(秘密結社)に加わっていました。その主義が当時のロシア皇帝ニコライ1世の絶対君主政治とは真逆だったため、当局側の潜入スパイの密告によって“危険分子”として仲間と共に逮捕・投獄されました。しかし、彼は銃殺刑執行直前に皇帝からの特赦が与えられて、シベリアに流刑へ減刑となりました。この体験が彼の後の作品に大きな影響を与えています。
出獄後に代表作である『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』などを発表し、「現代の預言書」とまでよばれる文学を創造しました。彼の著作は世界中で読まれ、170以上の言語に翻訳されています。
彼の作品は多くの文学者や思想家に影響を与えており、その中にはフリードリヒ・ニーチェやアーネスト・ヘミングウェイ、アレクサンドル・ソルジェニーツィンなどが含まれています。また、日本人では黒澤明や湯川秀樹、小林秀雄、大江健三郎、村上春樹、三島由紀夫なども彼の影響を受けたとされています。
フョードル・ドストエフスキーの代表作
罪と罰 1866年
ドストエフスキーの最も有名な作品の一つであり、彼の文学的才能を世界に知らしめました。物語は、若い学生ラスコーリニコフが貧困から脱出するために殺人を犯すところから始まります。
白痴 1868年
純粋無垢な主人公ミーシャ(公爵)が周囲の腐敗した社会と対峙する様子を描いています。
悪霊 1871年
政治的な陰謀と個人的な闘争を描いています。物語は、革命家たちが小さな町で起こす混乱を中心に展開します。
カラマーゾフの兄弟 1880年
ドストエフスキーの最後の小説であり、彼の最高傑作とも言われています。物語は、カラマーゾフ家の三兄弟が父親の遺産を巡って争う様子を描いています。
これらの作品は、ドストエフスキーが人間性、倫理、宗教、心理学について深く掘り下げたものであり、彼の洞察力と文学的才能を如実に示しています。それぞれが独自のテーマと登場人物を持ちながらも、全体として見ると彼の思想と世界観を総合的に理解することができます。
【心理テストのコーナー】
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