依頼@穴に落ちる人を助けられますか?
親友が最近こんなことを言うようになりました。
人は騙され穴に落ち組織や法律に操られている。
親友の発言のたびにその人を観察するのですが、
一見したところでは至って普通な様子なのです。
始めは冗談を言っているだけだと思いましたが、
何度も繰り返される発言が気になり始めました。
親友に問いただしたら切実に話し始めたんです。
組織や法律が人を巧みに操っている様なのです。
1.肉眼で見えないモノコトを見抜くメガネ
親友との会話は昔夢中だったことから始まった。
好きだった漫画やSFのことに話が及んだ時だ。
半世紀前に英国で流行った人形劇があっただろ。
確かスーパーマリオネーションと言うんだけど。
サンダーバードの他に少年の話があったはずだ。
内容だけではなくてその名前を覚えているかな。
親友の突飛な問い掛けに驚きながらも返答した。
知ってるとも少年がスパイになるジョー90だろ。
そうその話の中に不思議なメガネがあったろう。
掛けると医者や科学者の知能を授かるメガネさ。
あのメガネを手に入れたいなって言ってたよな。
米国でレプリカが発売されたって話もあったな。
実はそのことなんだよ今日話をしたかったのは。
急に声を潜めて話す親友の振舞いに少し驚いた。
当時のメガネを手に入れていて今も持っている。
脳科学と心理学の実践用動画が付いていたんだ。
ある期間メガネを掛けて周りを見続けていたら、
メガネを通して人の実態が見抜けると気づいた。
鍛錬の賜物なのか今ではメガネを外していても、
人が仕掛けられた穴に落ちる様が見抜けるんだ。
2.人の振舞いの裏にある異様な事柄の数々
人に異なる特質があり歩むペースも様々なのに、
画一的で一律の基準で評価し優劣を付けられる。
人は左右の足の長さが違い歩けば左右に曲がる。
でもまっすぐ歩き走る様に強制的に矯正される。
皆の中で一人が外れると監視員から注意される。
同僚からも「お前のせいだ」と文句を言われる。
そのおかしさに気づけても口に出して言えない。
決められたルールがあるからしょうがないんだ。
覚えるのが大変なくらい守るべきルールを作り、
がんじがらめな状態の中でお互いに監視し合う。
ルールを覚えて監視役を担う人に資格を授ける。
手なずけられたその人が権威を振るい活動する。
おかしさが積み重ねられもっともな大義になる。
有資格者だと言われるとなぜか納得してしまう。
その全てが「おかしいかも」と思ったとしても、
巨大化したおかしさに歯向かうのは無謀だろう。
日々の不満を誰にも見られない様に隠しながら、
日常のたわいのないことで和気あいあいを装う。
周りに着いて行けば大丈夫と自分に言い聞かせ、
集団からはみ出すなのルールを守り続けている。
そんな穴に多くの人が落ちていく様子が見える。
穴に落ちる人に助けの手は差し伸べられるのか?
3.多くの人が気づかずに落ちる穴の仕掛け
人々が穴に落ちる様子はそんなに複雑ではない。
とてもあっけなくて簡素な仕掛けに驚くほどだ。
世界が国に分かれ更に細々した組織に分かれる。
自治体や企業や学校などの様々な組織がそれだ。
国に属する民は個々の属性に応じて組織に入る。
各組織の中には運営の体制ができて人が群がる。
国は属する人をうまく治めるための法律を作る。
各組織でもうまく治めるための法律が作られる。
この話は誰でも知っている普通のことに見える。
でも普通だと思わせられているのが騙しなのだ。
人は自ら組織に入り何の疑いもなく法律に従う。
それと気づかずに穴の中に自ら落ちて行くのだ。
組織や法律は自然偶発的にできたモノではない。
人の思惑で意図的に作られているのは明らかだ。
組織や法律を牛耳る人の思惑で自在に操られる。
組織に属し法律に従う人々が居るから成立する。
理不尽だなと思われる出来事が突然に発生する。
納得できない事でも自分ではどうにもならない。
なぜ自分がこうなったのか考えても分からない。
この様にして人は気づかず自ら穴に落ちている。
その真相を詳しく知り今の事態を何とかしたい。
そう思うのであれば書籍で対策を試みましょう。
-書籍の紹介-
電子書籍の巻末に掲載のトピックをnote記事で読めます。
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