見出し画像

9月に読んだ本8冊【洋書+和書】

10月に入り涼しくなりましたね。秋は1年で一番好きな季節です。

昔、特に独身の頃は、秋って何だか寂しくて、精神的に落ち込むことが多かったのですが、今は家族ができて寂しさがなくなったおかげか秋といえばレジャー!読書!美味しいもの!って楽しいことがたくさんあると思い始めて大好きになりました。花粉もないし梅雨のジメジメもないし暑くも寒くもないし、なんて最高な季節なんだろう。

そして秋といえばハロウィーンですね。
でも、イベント(仮装やパーティー)が好きなわけではなく、昔から霊とか死後世界とか、超自然的なものが好きなので、ホラーを読むのにピッタリな季節だからという理由です。

というわけで9月初めからせっせとゾワゾワ怖い本を読んでいます。記事の更新がおろそかになってしまいますがお許しくださいませ。洋書ランキングと〇月のおすすめセール情報も作成に手間がかかる割に需要がなさそうなので、今はいったん中止してます。現在、Kindle洋書のセール情報は旧Twitterのアカウントに流していますので、よかったらそちらのフォローもよろしくお願いします。

さて、というわけで10月も中盤を過ぎて今さらですが、
9月に読んだ本はこちら↓

先月はAudibleを再開したので、
ちょっと慣らしながら活用していこうと思っています。


【洋書】

Coraline
絶対ハロウィンの時期のほうがいいと思って10月に読もうかと思ったけど、どうしても読みたかったのでフライングで9月に読みました。
主人公コララインは、引っ越し先の家で不思議なドアを見つけ、その先に現れたパラレルワールドのような世界に行ってしまう。そこで本当の両親とそっくりだけど、より優しくて愛してくれるボタン目の両親と出会い、理想の時間を過ごすが、どこか怪しげなその世界やボタン目の両親の正体は…というお話です。


Bridge of Souls
3部作で、2巻まで去年読んであったのですが、3巻まで到達できずにクリスマスの時期になってしまったので、今年は絶対読みたかった1冊。溺れたところを九死に一生を得て生還したことで霊が見えるようになったCassidyと、そのCassidyを救った幽霊のJacobが、街の幽霊をあの世に送る話。1巻2巻でスコットランド、パリときて、今回はアメリカのニューオーリンズで死に神に追われてきました。


The Star Outside My Window
レビュー記事↓



Lockwood & co.
1巻(The Screaming Staircase)&2巻(The Whispering Skull)
全巻大人買いして、秋に読もうと取っておいたものです。やっとオバケの似合う季節~!と意気込んで読み始めました!
幽霊がまん延し、夜は街で外出禁止令が出るほどの問題となっているロンドンが舞台。幽霊は大人には見えないけど、子供の中には幽霊の姿を見たり、声を聞いたり、物に触って記憶を垣間見たりという才能を持って生まれる者がいる。その力の中でも聞く力が特に強い主人公Lucy、見る力が強いLockwood、力はあるけど弱いためリサーチと料理が担当のGeorgeの3人がLockwood & co. という会社で幽霊退治をしていくお話。


【和書】

月の立つ林で青山美智子

紙本とオーディブルで聴き読みしました。

月にまつわる話を配信するポッドキャストのリスナーたちが、月を見上げながら少しだけ人生の重荷を下ろしていくお話。やっぱりなんだか癒されました。ちなみに月は、私の名前(ハンドル名にも実名にも)入っていて、すごく大切にしている存在です。

余談ですが、私、青山美智子さんへの導入が「猫のお告げは樹の下で」だったのですが、知念実希人さんの死神シリーズも好きで、動物が神的存在として人間と関わってくるお話が好きかもな~って、青山さんの読了本が増えたところで再確認しました。


推し、燃ゆ」宇佐美りん

こちらも聴き読み。聴き読みで正解でした。ただ読むだけより言葉がスッと心に入ってくる感じがしました。文章表現が秀逸。私にはめずらしく和書に付箋いっぱい貼りました。

「ため息は埃のように居間に降りつもり、すすり泣きは床板の隙間や箪笥(たんす)の木目に染み入った。家というものは、乱暴に引かれた椅子や扉の音が堆積し、歯軋りや小言が漏れ落ち続けることで、埃が溜まり黴(かび)が生えて、少しずつ古びていくものなのかもしれない」

宇佐見りん「推し、燃ゆ」

「若いのに」という言葉は才能ある人に使うものじゃないけど、自分の無能さへの嘆きも入り混じり、心から「この年齢でこんな表現が!?」という驚きしかなかったです。文章から見える景色に驚き、感心した表現がたくさんありました。(内容のレビューじゃなくてすみません)


「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ

親に虐待されて生きづらさを感じている人たちとかけて、ヘルツ違いで仲間とコミュニケーションが取れない孤独なクジラと解く、そんな話でした。全体的になかなかの後ろ向き具合だったので私は苦手だったかな…。人気作なのでいろいろ言いづらいので手短ですみません。



ああ、クジラといえば!(大根役者風)
クジラつながりで引っ張らせてください。

周波数違いのクジラをテーマにした作品なら、
押し付けにならない程度に推しておきたい作品があります!

こちら↓

A Song for Whale」(レビュー記事↓)


日本語力が低すぎるせいか、あんまりレビューにスキもついていないのですが…(つけてくれた方、心からありがとう!)。個人的には激推しなので、少しでも気になったら是非読んでみてください♪

ではまた!


いいなと思ったら応援しよう!