AIイラスト作成の裏側 : 修正のステップバイステップガイド
皆様、こんにちは!👋
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
いつもここでAI(Stable Diffusion)を使って作成したイラストをご覧いただいていると思いますが、リクエストなどありましたので今日はそのイラストの作り方と修正方法についてお話ししてみようと思います。
といっても、AIを使ったイラスト作成に関する教科書のようなものありませんし、毎月のように新しい生成モデルが発表されるなど、技術の変化のスピードは非常に速いです。
なので、2023年6月現在の私の方法ということになるのですが、それをシェアしてみたいと思います。
なお、私がイラスト生成に使っているのは、Mageというサイトです。ブラウザ上から手軽に操作できるので、非常に便利ですよ🖥️✨
🟢 浴衣美女を作ろう: プロンプトの作成
まず描きたい絵のイメージを決定します。今回は浴衣の美女のイラストを作ってもらいます。
大まかなプロンプトを作成します🖌️
最近は、ChatGPTの「Photo Realistic」というプラグインを活用しています。
これはmidjourney用のプロンプト生成ツールですが、Stable Diffusionでも使用可能なんです👌
<ChatGPTの「Photo Realistic」操作画面>
そして、イラストを生成する過程で、その結果をGPTと話し合いながら、プロンプトを見直していきます。
今回はGPTが浴衣を「ゆかり」と誤訳したり、参道に座り込むのかと誤解してプロンプト提案してきたのを、話し合って直していきました。
またいつもは「もっと表情を明るく」、「風を吹かせて」など生成された絵をみながら注文を付け加えたりしています。
🟢 もっと美しく! マスク機能の活用
イメージが決まったら、まずは全体の画像を出力します。
それぞれのパーツをもっと細かく描きたい場合、最近試している方法は2つあります。
一つ目は、拡大した画像の一部を再度下絵として読み込ませ、出力する方法です。
今回は、女性の顔部分を詳細に出力してみました。
驚くほどクオリティーに違いが出ますよ。
そして、これを元の画像にPhotoshopなどで合成します。
もう一つの方法は、イラストの一部にマスクをかけ、その部分を得意とする別の生成モデルに描き直してもらうというものです。
<Mage.space の image to image 操作画面より>
今回は、石畳や着物をそれぞれ別の生成モデルに出力してもらいました。(生成モデルや生成フィルターには、日本風の風景が得意なものもあれば、ファッションもそれぞれに得意なスタイルがあります。)
そして、AIだけでは修正が難しかった部分については、直接手で描き直して仕上げていきます。
<修正前と後の画像>
以前はこのようなマスク機能がなく、すぐに手描きでの修正に取り組んでいたのですが、それは本当に時間がかかりました😢
でもわたしがAI画像生成を始めて、ほんの半年間の間にもこんなにも技術が進化して、どんどん素早くクオリティーの高いイラストが描けるようになってきて本当にびっくりです😳💦
皆様、いかがだったでしょうか?🎨✨
AIを使ったイラスト作成は今この瞬間もどんどん進化中です。新しい試みや発見などありましたらまた共有していきたいと思います。
それでは、みなさま梅雨の体調管理に気をつけて☔️ 次回の更新でお会いしましょう!👋😊
この記事をお読みいただき、本当にありがとうございます
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最近はAI生成イラストの販売も開始しましたので、ぜひ一度ご覧ください👋
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