あんな客席を今まで見たことがあっただろうか ーイケメンV祭!2019

こんばんは。Vのオタクではない友人に「週末はリアルイベントに行ってくるんだ」と伝えたところ「イベントは普通リアルである」と返されて、なんだか面白くなっちゃったサブロクです。(思えばVのオタクに染まりきってしまったなぁ)

ということで11/9(土)池袋HUMAXシネマズで開催された『イケメンV祭!2019』に行ってきました。今回はいつもの感情クソデカレポートです。(おまたせ)(いつもの)

1.SPWNさんの気合いがすごい

開演と同時に男性Vtuberの皆さんのPR動画が流されました。この時点で「男性Vをもっと盛り上げていく」という気合いを感じざるを得ません。

企画にあたってのコンセプトはこちらのインタビューをご覧ください。みんなの受け答えが破茶滅茶おもしろい!

その後OP映像として、乙女ゲーム風の構成の茶番動画(抱腹絶倒)を見せられました。私たちは何を見せられていたんだ……?  イケメン学園の生徒という設定で、それぞれのパーソナリティーを「あー、いるいる」というキャラクター造形に当てはめつつも出演者それぞれらしい台詞が散りばめられていて、爆笑しながら感心していました。

企画コーナー前半(1限目・国語、2限目・美術)は粛清罰丸くんが、後半(3限目・体育、4限目・演劇)は伏見ガクくんが教師役として出演。

SPWNさんのイベントでステージ上にLive2DモデルのVtuberが立ったの、もしかして今回が初めてではないでしょうか? 今後出演Vtuberの幅がぐっと広がるような、挑戦的なキャスティングだったのではと思います。英断。(初めてじゃなかったらごめんね!)

教科をテーマにした企画が進んでいくのですが、ステージ上全員男だよ、すごい。VTR出演も全員男。馬越先生のVTRが好きすぎる。

男性Vだけのコラボ動画こそあれ、Vtuberのイベントでこんな光景を私は今まで見たことないです。きっとイベントに参加した人たちにもっとたくさんの男性Vを知ってほしいという狙いなんでしょうね。その気合いしかと受け取った。

正直内容は供給過多すぎて「よかった」「面白かった」「楓山蓮太郎、腰の怪我は大丈夫か」しか残っていないので割愛いたします。

2.やっぱり歌だよ

出演者全員オリジナル曲を発表しているだけあってやっぱりクオリティが高かったですね。あと5時間は聴かせてほしかった……。

一番手は七瀬タクくん。公言していないし、公言していないことに後ろめたさを感じているんですけど、今言います。七瀬タクくん、推しだぞ。企画パートから転換の間のトークまでバッチリ私の好きなタクくんが全部詰まってて、本当……最高……ありがとう……。

※私が好きなタクくんはこういうタクくんです。推せオラッ!

オリジナル曲の「オオゾライロ」を歌っている最中もずっとステージの端から端まで走り回っていて、本当に楽しそうで輝いていました。チケットを取った甲斐があったよ。

二番手はひま食堂、まさかの新衣装。えぇ〜〜〜〜〜もぉかっこいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜股下5キロあるじゃん〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!(定期) 披露したのは先日動画でも公開された「ロメオ」でした。さっきのオモシロお兄さんたちどこ行ったの?という王子様っぷりがお見事。バックスクリーンの演出も陽丸くんが金色の雪景色、蓮太郎さんが蒼銀の雪景色でよかった。

「ハッピーチューンで!」と、三番手のMZMが歌ったのはまさかの「Enter the Avater」でした。(ハッピーチューン……なのか……? なのかもしれない……ハッピーチューン……?)

間奏・後奏の手拍子をライブでできるとは思わず、「これは夢……?」と思ってしまいました。いやでもね、女子リスナー狙い撃ちのMVだったからね、そんな気はしていたよ。一瞬「Diver×Diver」かなって思っただけだよ。

そして勘のいいオタクは気づくわけです。文化祭のトリが「Enter the Avater」のはずがないということに。

流れ始めた「Live your life!!」のイントロで、「みんなで歌いたかった」の言葉で、ガクくんと罰丸くんの登場で、客席の「Crazy for you」で、タクくんとひま食堂のいっぱいの笑顔で涙。

女性Vに比べて、男性Vはまだまだだと思うんです。あらゆる面において。(実力を除いて、ですが) そういう状況を打破しようというイベントの最後に歌う曲の歌い出しが「何、立ち止まっているんだ」ってこれ以上ない正解のうちの1つだなと思ったら泣いてました。すきだ。

3.見渡す限り女子

会場に入った時に驚いたのは、女子の多さでした。初めて行ったVtuberのリアルイベント「TUBE OUT! SESSIONS」で客席の男性の多さに圧倒された日を思い出します。

男女比はほぼ逆に近い形でした。7:3くらいでしょうか? Vtuberのイベントにたくさん参加しているというわけではありませんが、あんな客席を見たのは初めてです。なんだ、女性ファン、いっぱいいるじゃん。よかった。男性ファンも来てるじゃん。よかった。

どうしてもこの界隈は女性ファンのほうが少数派ではありますし、男性Vの伸びづらさとかクリアしなければいけない課題もいっぱいあると思うんですけど、HUMAXシネマズのあの大きな会場がいっぱいになるならきっと大丈夫だという安心感がありました。

4.最後に

イケメンV祭!第2弾以降も、イケメンVフェスも絶対にやってほしい。それが実現するところを是非見たい。みんなも見たいよね?

2019.11.10
サブロク

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