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不明熱

先週、平日に有給をとった。何か意味があってとったとか予定があったとかではなく、ただ単に平日休みがほしいという純粋な理由だった。

水曜日の夜に帰宅し、ウキウキ気分でアニメを見ながら酒を飲んだ。

明日は昼間からスーパー銭湯でも行こうかなー、とか考えながら床についたら、普段はいないはずの相方の姿があった。どうやら熱らしい。だるいそうだ。

別にいることが悪いわけではないが、なんかがっくりした。平日やすみを一人で独占できなかったからかもしれない。といっても、うちには居候猫が二匹いるので、どうせさわがしいのだが。

そんなこんなで、結局、一日家ですごし、特に何もせず有給消化した。

そして、翌日、相方の体調は悪化していた。体温は39℃とちょっとした風呂状態である。もちろん、その日も休みを取ることとなり、そのまま土日を迎えた。

その後も熱は下がることなく、約40℃の体温のまま、体の怠さと吐き気を感じながら一週間を過ごした。病院に行った結果、コロナではなさそうらしい。今までもこういった謎の高熱は何ヶ月に一度のペースであったが、こうまで長引くのは珍しい。

体温が上がるのと反比例してテンションはだだ下がり、ご機嫌の悪さも言うまでもない。口調や態度なんてひどいもんだ。病人なら当たり前とか言われるかもしれないが、普段とのギャップも相まって、なかなかすごい。

風邪や病気というのは、本人はもちろんつらいと思うが、それを見守ったり看病する側のなかなか神経や精神をすり減らし、ストレスを抱えることを感じた1月の終わりなのであった。

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