買い戻したい本が多いんじゃ!
思い出の本がありません。見つかりません。肝心な本がありません。なぜ売ったのですか?あげたのですか?過去の私?え?え??
許せねえ。ぶん殴っ……らないにしても、どうしたよ。本当にどうしていたよ。私。
というわけで、本のリストを作り、粛々と買い戻すことにしました。
銀河ヒッチハイク・ガイド関連全部
名短篇、ここにあり
謎のギャラリー こわい部屋
ショートソング というか、枡野浩一先生の話全部
煙か土か食い物
熊の場所
ハサミ男
20世紀SF(1) 1940年代 星ねずみ
葉桜の季節に君を想うということ
あわせ鏡に飛び込んで
江戸川乱歩傑作選
「銀河ヒッチハイク・ガイド関連全部」→タイトルが全部いい。「さようなら、いままで魚をありがとう 」とか、どうやったら出てくるのよ。センスの塊。そして表紙もかわいいんだこのシリーズは。
「名短篇、ここにあり」→絶妙にゾッとするお話の「やさしいお願い」が入っていたはず。こわい話でおすすめするなら、絶対これ。この話が好きな人が好き。金魚の表紙も実にいい。古風。好き。
「謎のギャラリー こわい部屋」→え???こっち????これに「やさしいお願い」が入っているんです??え?「名短篇、ここにあり」に入っているんじゃないの?己の記憶がこわいわ。
でも、これも確かに読んでたわ。最後の「夏と花火と私の死体」がとてもよかったの覚えてるわ……記憶こわい。
「ショートソング」→短歌関連の話。当時、舞子先輩を小池栄子で再生してた。「東京がどんな街かいつかだれかに訊かれることがあったら、夏になると毎週末かならずどこかの水辺で花火大会のある街だと答えよう」「ライターになる方法をおしえて」と訊くような子はなれないでしょう」って短歌がとても好きだった。当時の友人に教えてもらったはずなんだよね。枡野 浩一先生。何の本だったっけ。
「煙か土か食い物」→舞城王太郎先生の本。激しめ。穏やかそうな(自分でいうよ)私の風貌とはまったくマッチしない。高校生のときに部屋に置いてあったのを親に読まれ、心配された思い出がある。とにかくテンポがよくて大体暴力。そしてグロい。最高。でも、2作目の「暗闇の中で子供 」の方が、グロみが強いと思う。これも買い戻したい。
「熊の場所」→これも舞城王太郎先生の本。買ったときの本屋の風景やその時の気分から覚えてる強烈な本。先生は福井出身(とされている)からか、私の出身、福井の本屋さんに置いてあったのだ。ありがとう福井。ありがとう。
「阿修羅ガール」も買い戻したいな。
「ハサミ男」→映画も見た。麻生久美子と生田斗真、トヨエツが出演していた。ん?これはもしかして、手放したのではなく借りたような気がするな……?すんごく面白いし読んだら止まらないと思う。読んだらいい。
「20世紀SF(1) 1940年代 星ねずみ」→これに収録されている、レイ・ブラッドベリの「万華鏡」がとてもとてもいいんですよ。泣ける。
「葉桜の季節に君を想うということ」→何も言えない。とにかく読んでみたらいいと思う。
「あわせ鏡に飛び込んで」→本の帯に書いてあるから言っていいと思うけど、接着剤の話が非常に気持ち悪くていいですね。
「江戸川乱歩傑作選」→有名な話が多いと思う。「芋虫」が泣ける。
本の説明って難しいですよね!!結局「とにかく読め」になる。だって何か私が余計なこと言った場合、丁寧に作られた世界が台無しになってしまう。
とにかくこの11冊を買い戻し、また思い出したら徐々に買い戻していこうと思います。
あと、タイトルが分かる本はまだいいんですよ(・_・、)分からなくて、誰が書いたかすら分からないものもあるんです。。。
いつか巡り会えるといいんだけど。。。
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