僕の好きな君を
最近35.7というバンドにハマっていて、久しぶりに女性ボーカルのバンドを聴いてます。
まだもっと聴き込みたいけれど、今好きな歌詞について。
愛した合計料金
おつりは君の口癖
とれない癖が生傷よ
なんとなく聞いているだけのときはスルーしてました、ごめんなさい。
君を精いっぱい愛して、お釣りがくるくらいたくさんの愛を向けた。お釣りとして私の元に返ってきたのは好きな君の口癖だった。今はもう君がいないのに口癖はなかなか消えなくて、ふとしたときに君の口癖が出てしまうのが辛くて痛い。
私だったらこのことを詞に起こそうとしても「大好きな君の口癖が忘れられなくて辛い」くらいの言葉しか出てこないと思う。
それをたった３行でこんなに鮮明に書いてしまう優ちゃんの言葉選びが大好きだなと思った１フレーズです。てか単純にこのシチュエーション死ぬほど辛いよね
僕の好きな君を
僕より好きな人はいないし
君を好きな僕の
代わりは誰にも務まらないから
たまに僕を思い出して
哀しくなったりすればいいのに
嘘だよ
幸せでね
「君」の修飾節は「僕の好きな」だし、「僕」の修飾節は「君を好きな」
それほど好きだからこそ君を好きであることに関しては絶対的な自信があって、私以上に君のことを好きな人なんていないんだからね、って思う。
そんな私を選ばないなんて、いつか哀しくなっちゃえ。と思ってはみるもののやっぱり好きな人には幸せでいてほしい。可愛すぎる。この最後２行を言える女の子は絶対幸せになります。私が保証します。
いつまでもいつまでも
私があなたを
好きと思わないでね
もう一度は願わないし
さようなら
ハイウェイという曲の最後のサビの歌詞。
今は確かにあなたのことが好きだけどそれは永遠じゃないし、もうやり直そうなんて思ってないし。
私はこの子の本心じゃなくて自分に言い聞かせてるフレーズなんじゃないかなんと思ってます。
今はまだ好きで辛いけどいつかきっと新しい恋に目を向けられる日が来る。もう彼とはやり直そうとせずに前を向かなきゃ。
本当に健気すぎて幸せになってほしい。
ねえ心が離れても
君の横からは離れたくなかった
愛とか恋とかどうだってよかった
ただ一緒にいたかったの
君ほどの人はどこにもいないよ
「出会わなきゃよかったな」
君がもう私を好きじゃないことはわかってて、理由とかいらないからそれでもまだ君の隣にいられる女の子でありたくて。
それほどに好きだと思える君に出会わなければこの別れの辛さはなかったのに。
失恋するときに1回はよぎる「出会わなければ」って気持ち、追う恋追われる恋とか自分がどう見えてるかとか考える余裕もないくらいに好きな気持ちがガンガンに溢れてて大好きです。
これからももっと聴きます。
最近、35.7のみんなが自分よりも年下って知って泣きそうになりました。活躍してるバンドメンバーたちの年齢にどんどん自分が近づいていっていつの間にか自分が年上になっていくの切ないね、20代。