元カノアレルギー

元カノアレルギー、正確には「好きな人の元カノアレルギー」だ。

恋愛に関して自己肯定感が低めなので元カノと自分を比べて、時によっては顔も名前も知らない元カノに思いを馳せてそれは盛大に病んでしまう。

今思えば高校生のときから元カノアレルギーだった。

高校生の時に付き合った人は、元カノを忘れられないまま私と付き合った結果元カノへの未練を盛大に拗らせて私のことを振った。向こうが未練を断ち切りきれていないことをわかって告白した私も私なので別に彼を責める気はないし、何なら私と付き合ったのが原因で元カノへの未練を爆発させていたから申し訳なさすらある。でもこれ以来「私なんかに対してよりも元カノへの思いの方が大きかったんだろうな」って考えるようになった。

大学生になってから付き合った彼も似たようなものだった。その彼に関しては元カノへの未練の有無をちゃんと聞いたわけではないのだけれど、最初に別れ話をした日の帰りの電車で元カノの話をされたのが答えなのだと思う。共通の知人は「今は知らないけど一年前くらいは結構引きずってるっぽかったよ」と言っていた。元カノに二連敗。これでは元カノアレルギーになっても仕方がない。

こんなに元カノアレルギーを拗らせてしまうともう友達の元彼というだけで恋愛対象から外れてしまいそう。ただでさえ男友達が少なくて出会いがないのに。勘弁してほしいよほんと。

未来の彼氏の元カノさん、次の彼女のためにどうか徹底的に彼に嫌われてから終わりにしてください。