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【懐かしき旅の記録】道東・網走②
網走旅行の続きです。
今回は旅のメインとなった2日目のお話です。
流氷をこの目で
網走では流氷シーズンに観光用の砕氷船が運行されています。
砕氷船に乗ってオホーツク海の流氷を堪能することができます。
砕氷船では指定席以外は自由に座って良く、デッキに出ることも可能です。
海外の方も多くいらっしゃいました。
久々に検索したところ、砕氷船も代替わりしていたようです。
日本は島国なので海の景色は身近なほうと思いますが、その中でも流氷を見られる機会は稀でしょう。
3月だったので溶けかかっている所もありましたが、神秘的な景色でした。
広大な海の中で流氷がちょっとした陸のように見え、自然の雄大さを感じました。
海は風もあり長くデッキにいるのは難しかったのですが、心が洗われるような忘れられない体験になりました。
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大本命!博物館「網走監獄」
旅のメイン、網走監獄に行ってきました。
網走監獄は網走の寒さと戊辰戦争後の北海道開拓のための過酷な労働から、「日本一厳しい」とまで言われたそうです。
博物館の中では当時の囚人たちの生活を紹介するだけでなく、囚人たちがいかに北海道開拓に貢献したのかや、建物の特徴も説明されています。
建物の中には所々に囚人や看守の人形があり、檻の中に誰かいるのではないか?とビクビクしてしまうこともありました。。
「ゴールデンカムイ」に登場したのは教誨堂(きょうかいどう)という建物です。
教誨とは収容者対して行う精神的、倫理的、宗教的な強化指導のことである。
教誨堂は囚人たちの更生のための施設だったそうです。
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ほかの建物よりも神聖な雰囲気があり、建物の作りも少し違っていました。
テレビ(アニメ)で見た建物を間近で見られて嬉しかったです。
寒さはあれどほぼ天気に恵まれ、楽しく観光できた2日目でした。
3日目に続きます。
余談
網走監獄の敷地内には「監獄食堂」という食事処があります。
現在の網走刑務所の献立をほぼ再現した「監獄食」が食べられることで知られています。
厚みのあるホッケが美味しかったです。
今でも人気があり食べログの評価も高いようですね。