【備忘録】読んだ本③『考える技術』
大前研一さんの本です。毎日文章を書くようになって、文章力もそうですが、圧倒的に考える力が足りないと思い手に取りました。
ビジネス向けの内容なので求めるテーマのドストライクではありませんが、参考になりそうな部分を書き出してみます。
◾️【科学的思考】
著者がMIT(マサチューセッツ工科大学)にいた頃に実践していた方法です。
仮説 → 検証 → 実験 を繰り返す
注意点として、仮説を結論と混同してはいけない点が挙げられています。
僕の場合、実験の部分は実践で対応できるかなと思いました。
◾️【思考トレーニング法】
本書では通勤電車を利用したトレーニング方法が紹介されていますが、僕は電車に乗らないので要点を抜き取ると、
①1日1テーマを決める
↓
②問題を探す
↓
③仮説を立てる
↓
④どんなデータが必要か考える
↓
⑤分析
以上の工程を頭の中で組み立てる
これに慣れてきたら、1日にこなす回数を増やしたり、時間制限を設けると良いみたいです。
◾️【知的備蓄】
世の中に情報が溢れているとはいえ、メディアやネットでは知ることのできない情報もあるということから、次のアドバイスをもらえる。
つねに知的好奇心を持つこと
日常生活の中でふとした出会いなどを機に、自分が知らないことがあればどんどん相手に聞き、知見を広めることで思考空間が広がるとのことです。
◾️読了後の感想
読了と言ってもかなり大雑把に読んだので読み終えたと言えるかどうか謎ですが…
一応1ページずつめくって自分に必要そうなところはちゃんと読むようにしたので良しとさせてください。
参考になる方法を示してくれていますが、一朝一夕でできるようになるものではないので、結局は自分の日々の積み重ねで考える力を鍛えるしかないようです(そりゃそうですよね…)
2004年の著書なので当時と大きく状況が変わっていたり、古いものもあるかもしれませんが、思考法がサビるとは考えにくいので、ひとまずやってみたいと思います。
人の心を動かすプレゼンテーションや説得などの方法も書いてあるので、ビジネスピープルには特に参考になるのではないかと思いました。
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