目標達成のプロセスと登山
目標がある、何かのビギナー、そんな方の励みに少しでもなれたらと思い書きました。自分に言い聞かせてる部分も大きいと思いますが…暖かい心でお読みいただけたら幸いです。
僕は登山が趣味で年に何回か山に行きます。登山を通じて感じたこと、わかったことがあるので今回はそのことを記してみたいと思います。
一口に登山と言っても、実際に経験のない方には想像のつきにくい部分があると思うので、お時間があるようでしたら、これから言うことを少し想像してみてほしいと思います。ちょっとイメージトリップ?してみましょう。
◾️登山をイメージ!
秋の早朝、少し肌寒く、上着を羽織るとちょうど良い。今、筑波山の麓の駐車場にいる。普段の靴よりちょっと重い登山靴を履き、背負い慣れないザック(リュック)を背負い、歩き出した。
登山口までは舗装路を歩くが、微妙に傾斜があって、慣れない装備を身にまとってでは、なかなか息が切れる。日頃の運動不足を痛感した。
登山口からいよいよ登山が始まる。杉の森の中、濃い緑の匂いが鼻をつく。ゆっくりと歩き出した。5分も歩くと息が切れ、暑くなり、最初に着込んだ上着を脱ぎたくなった。
登り始めてから30分も経つと、汗がしたたり、「何でこんなとこ来たんだろう…」と思い始めていた。木の根や岩を乗り越えるために足を上げるが、足が重い。自分の重さを実感した。
背負い慣れない重いザックのせいで肩も痛くなってきた。当然、太ももや足の裏も。
登りながら、「もう帰ろうかな」と何度も頭をよぎらせた。帰ったら温泉に入れるし、ビールも飲める。これだけの疲労から解放されるなんて、なんて幸せだろう。
しかし、何のためにここまで来たのか。少し冷静になって考えてみた。「そうだ、僕は(私は)山頂からの絶景が見たくて来たんだった」ここで帰ったら頂上がどうなっているかわからない。「頂上からの景色をどうしても見てみたい!」
この気持ちだけが重い一歩を踏み出させた。
登り始めてから2時間近く、ようやく頂上にたどり着いた。周りには草や木、さえぎるものは何もない。普段暮らしている街がとても小さく見える。
どこまでも続く、圧倒的なまでの開放感がそこにはあった。冷たい風が顔をかすめ、汗を冷やす。これは、下界にいては体感できないことだった。
◾️諦めてしまったら…
いかがでしょうか?僕の持てる文章力を総動員して書いたのですが、少しは想像することができましたか?写真入れてちょっとズルしましたが(笑)
僕は山に登るたびにこんなこと考えながら登っています(笑)
失礼。そんなことは置いておいて、もしも、登っている途中で諦めて帰ってしまったらどうなるでしょうか?
当然、山頂にはたどり着けず、そこでの景色を見ることもできす、達成感や感動を味わうこともできなかったでしょう。
◾️たかが一歩、されど一歩
具体的に振り返りたいと思います。帰りたいと思い、一歩足を上げるのをやめ、方向転換して下ったとしたら、山頂にはたどり着くことができません。
しかし、どんなに重く、小さな一歩でも、一歩は一歩。前に進んでいます。そのたった一歩が、何千、何万回と続けられたからこそ、頂上にたどり着くことができたのです。
僕は、登山を通じて、どんな一歩でも前に進んでいる限り到達することができるんだと、学ぶことができました。
現実に戻ると、僕はまだ登山口から歩き始めたばかりです。皆さんはどのへんですか?目指す頂上(目標)がある以上、どんなに些細なことでも、日々の積み重ね、小さな一歩が必ず頂上に押し上げてくれる。僕はそう信じています。
立場、環境、年齢、性別、仕事、違うことだらけかもしれませんが、一緒に山頂目指せたら嬉しいです。ありがとうございました。
※ちなみにこれが筑波山です↓↓↓