#5 解釈をしなやかにする練習
2年ほど前、
マインドセットという言葉を教えてもらった。
人間の信念は、2種類あるという研究。
①硬直しているマインドセット(fixed mindset)
②しなやかなマインドセット(growth mindset)
キャロル・S・ドゥエッグという
スタンフォード大学の心理学教授の研究で、
growth mindset
=人間の基本的資質は、努力次第で伸ばすことができるという信念
を信じることは、その人の可能性を引き出すという話。
TEDの動画を観ても、
本を読んでも、
2年前の私には嫌な気持ちが広がった。
【TED:必ずできる!― 未来を信じる 「脳の力」 ―】
【書籍:『マインドセット』「やればできる」の研究:キャロル・S・ドゥエック】
今から思えば、自分のマインドセットが硬直していることを
認めたくなかっただけだった。
(この行動も、まさにfixedだなと感じる。)
先月末、このままでは私は変わらない、
でも変わりたいと想って、
もう一度じっくりと本を読んだ。
そこに描かれている「硬直マインドセット」の言葉は、
まさに私の心の声だった。
「〇〇は、私をダメな人間だと思っている」
「私は絶対に良くならない」
「これは、私が悪いということだ」
マインドセットがしなやかであれば、
「この体験から何を学びとることができるか」「どうすれば自分を向上させることができるか」
など、関心が学習や建設的行動に向けられているという。
無意識に硬直してしまうことだから、
まずは、
自分の心の声に注目して、信念を入れ替える。
心の声を、言い直す。
少しずつ、解釈をしなやかにすることにチャレンジする。
「やればできる!」「まだ練習していないだけ」だから。
そういう訳で、今日もこの文章を書いているのです。
photo by 写ルンです:
2018年春の木屋町。桜と柳の重なる色合いがとても好き。
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有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。