【詩】 空
空を見上げれば
思い出すだれかがいる
それは幸せなこと
だれかも空を見上げたら
思い出しているかもしれない
だいじなあなたを
この世界のどこかできっと
寒い夜にもそんなことを考えれば
ふしぎとぽかぽかだ
空はぼくらをあたたかくしてくれる
空はみんなの上にあって
ありがたく思うこともあれば
目を背けたくなることもある
都会だと狭すぎたり
田舎だと広すぎるらしい
でもみんなの上にある
それだけは確かだ
ぽかぽかあたたかくなったり
ときには震えるくらいさむくなったり
みんなの上にあるけど
みんなの心の中にもある
決して分けられない
だいじなものが
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?