【詩】すばらしい日々
君がいなくなって久しい
でもここに残っているものがある
もう歌声は忘れてしまった
なのに歌をうたえばあの頃に戻れる
もう髪の匂いは忘れてしまった
なのに細い手の温もりが凍傷みたいに残ってる
もう一緒に見た月は忘れてしまった
なのに夕陽みたいな笑顔が目に焼き付いてる
もう手紙の文字は忘れてしまった
なのにもらった言葉が勇気をくれる
だけど「また明日」の中に君はいないから
「夢で会えたよ」って話せないんだ
君を忘れて僕は生きてるけど
君の声を思い出せたとき
僕は君に会いに行く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?