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記事40号「ふたつの新しいチャレンジと、10月のらくがきアート」
おはようございます。10月から豊田市の公共施設さんで展示中の作品は……。
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こんな感じ。右の方の台座の上が、ひとつめの新しいチャレンジ、ミニインスタレーションです。
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インスタレーションは、主に広い空間をアートにすることを言います。
↑の作品は台座の上にさまざまなものを置きまして、小さな空間、ミニインスタレーションの演出にチャレンジしてみました。
お蚕さんの繭と、ドライフラワーのお花を飾り、漆の台座の上に。
お蚕さんの繭は、3月に閉館となってしまいました「豊田市近代の産業と暮らし発見館」さんの、最後のプレゼント品です。
ドライフラワーのお花もいただきもの。
台座は道の駅、木曽ならかわの近くにある「木曽くらしの工芸館」さんで購入した木工品。小さな屏風と、お蚕さんの繭を乗せている同じ色の紙の台は「紙の温度」さんという、名古屋の熱田神宮の近くにある和紙と世界の紙の専門店で購入したものです。
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↑の作品は、ふたつめのチャレンジ、9月のワークショップで作らせていただいた小原和紙のハスのお花のブローチ。
小原和紙は、豊田市の山間部にある小原で、藤井達吉さんという美術工芸で名を成し、1904年(明治37年)にはアメリカへ渡り、ルイス・クラーク100周年記念万国博覧会へ七宝を出品されたこともある、広く美術工芸に精通された方に教えを受けたひとびとが受け継いできた伝統の和紙です。
和紙づくりの体験が出来るところもありますので、もし良かったら車でお越しいただければと思います。
このミニインスタレーションと、小原和紙さんのワークショップ参加作品は、いつもの私個人のらくがきアートだけのことではなくなってきまして……。
悩んだ末に、マガジン名だけそっと残すことにして、今回の記事タイトルからは「らくがきを飾っちゃえ!」を外すことに致しました。
らくがきアートのほうも、だんだんと貫禄というか、描くことに慣れてきた感じがあります(*^^*)
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↑の作品は、10月のハロウィンかぼちゃ。水性ペンとマーブルクレヨンと色えんぴつを組み合わせています。
帽子のようなところの水色と、ネクタイの白とマントの白い水玉で、やがて来る冬の雰囲気を表現しています。
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↑の作品はどんぐりさん。どんぐりさんの部分に水性ペンと色えんぴつの青、赤、黄、そして緑を使い、色の安定感を出しています。背景はチェック柄のマーブルクレヨン。
学べるアートのほうも、今月はハロウィン。またそのうち、ご紹介致します〜。
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます。