3Dプリンタで車を直そう!【印刷編】

あらすじ

3Dプリンタ、買ったったw
15万円w
たは~w
詳細は上記URLをご覧ください。

開封⇨設置

ポチってから3日で届きました。
てっきり中国から国際便かと思っていましたが、国内に倉庫があるんですね。

デカ。

中は緩衝材がしっかり入ってました。
配送事故とかは無さそうで一安心です。
日本は貨物の取り扱いも丁寧ですしね。

シェンロンみたいなエアクッション。

買ってから気が付いたんですけど、置き場がなかったです。
まずは片付けをします。

ヤバ。

適当な棚に置いときました。
やっぱデカいッス。置き場は十分に検討して購入しましょう。

かっけ~。

設置ができたらマニュアルに従って組立、設定を行います。
が、これがけっこうクセあります。

グリスの塗り方が適当。

国産家電とかタミヤのプラモに慣れているとマニュアルがとにかく不親切です。
完成済み品なので内部のメカは組み込まれており、あちこちに緩衝材が取り付けてあるのですが、台座の緩衝材"だけ"は電源投入後に取り外す指示になっています。
それはマニュアルに書いてあるのですが、それ以外の緩衝材は外すタイミングが記載されておらず、「いつ外していいやつ???」と疑心暗鬼になってました。
怖いじゃん。電源入れた瞬間に暴走してドカン!みたいな。
逆に緩衝材いるのに動こうとして過負荷でドカン!みたいな。

これだけは電源投入後に取り外すらしい。
それ以外はすべて外して電源ON。

電源を入れたらなんかあれこれキャリブレーションが始まって、準備完了です。
いろんな音がして怖いです。なぜかファクシミリみたいな音がします。

印刷

印刷するためには元となる3Dデータが必要になりますが、Bambu Labさんは気が利いてて試し刷り用の3Dデータが付属します。
すごいな~と思ったのが、それが付属SDカードの中に入っていること。
SDカード買わなきゃな~と思っていたのでめっちゃ助かりました。

余談ですが、別の付属品として手作りの時計キットも入っています。
3Dプリンタで造形して、時計のメカを組み込んで手作りしてみよう!という趣旨なのでしょうが、こういった「ものづくりの喜び」の線路をしっかり敷いてくれるところも含めてBambu Labは気が利いています。

今回は、試し刷りの定番モデル「Benchy」という船を印刷します。

印刷ボタンを押すと、印刷前の自動キャリブレーションが行われ、3分くらいするといざ印刷が始まります。
が、素材のフィラメントを取り込む際に突っかかってエラーを吐くのが何回も続きました。
ロールにキッチキチに巻かれているからっぽいですね。手動で10回転ほど緩めてダルダルにしてやると直りました。
(あんまりダルダルなのも良くないらしい。ダルダル分を使い切ってからは特にメンテすることなく好調です。)

すげ~。

信じられない速度で印刷されていきます。
ちょっと引く。痙攣みたいなスピードでヘッドが動きます。怖い・・・
人類には過ぎたテクノロジーなんじゃないかという気がしてきました。

30分ほどで出来上がり。
エンクロージャー付きなのでドアを開けて取り出しますが、クッキーとかパンを焼いたときみたいでワクワク感を増長させている気がします。
そういう意味でも密閉型はイイかも。

取り出す瞬間。

すげぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

すっげ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

すげぇ~~~~~~~~!!!
としか言いようがないくらい凄い。

これがどれくらい精細なのか、30分が早いのか遅いのか全く分かりませんが、目の前でプラスチックの立体造形が行えている事実になにより感動します。
こういうのは今まで型が無いと作れなかったわけですからね。
個人で作ろうと思ったらフルスクラッチ(死語?)だったわけですから。
30年ぽっちしか生きていませんがついにこういう時代が来たかと思いました。その時代に生きてんねん。ボケ。

試し刷りのモデルを見るに、1層ずつ積み重ねる方式がゆえに緩いRが付いた面や水平方向に空いた穴にはジャギーというか、段々が荒めなのが気になります。
半面、平らな面や垂直方向は爪にほんの少し引っかかる程度の面粗度で出力できています。
自動車部品で使うなら穴の寸法を確保するために小さめの穴で出力してからドリルで揉んで仕上げるとか、最後は薄くパテしてヤスって仕上げるとか、多少工夫が必要そうですね。

付属の3Dモデルを刷っただけで大満足して少年のように瞳が輝いてきましたが、ここまではただの初期設定です。
次回は3Dモデリング編です。

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