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これまでの家づくりのメリット・デメリットと アフターコロナの注文住宅の考え方(11)
中古物件&リノベではだめなのか?
ウッドショックや職人不足などの現状を鑑みると、中古物件を購入してリノベーションするのがアフターコロナにおける最も賢い選択肢なのではないか?と考える人も多いでしょう。
実際、東京都内を中心に中古マンションの需要は近年ますます高まっています。
2006年の23区内の中古マンションの平均価格が約2,700万円だったのに対し、2021年には過去最高の3,910万円にま
これまでの家づくりのメリット・デメリットと アフターコロナの注文住宅の考え方(8)
アフターコロナの時代に合った新しい家づくり
ウッドショックによる建築用木材の値上がりや、高性能住宅が求められることによってローコストな家づくりが難しくなっているなか、「躯体と内装を分ける」というこの新しい注文住宅の建て方は画期的な方法だと自負しています。
しかし勘違いしてほしくないのは、私はなにも自分が儲けるためにこの方法を勧めているわけではないということ。私は不動産エージェントであって、大型
これまでの家づくりのメリット・デメリットと アフターコロナの注文住宅の考え方(5)
第4の選択肢「リフォーム会社で新築を建てる」方法
一口にリフォーム会社と言っても、キッチンやトイレ、お風呂などのちょっとした改装や取り付けを専門に行っている会社がある一方で、大規模なリノベーションを手がけるリフォーム会社、デザインに拘る個性的な会社など様々だからです。では、新築住宅を頼めるリフォーム会社とはどのようなものでしょうか?
家づくりを行えるリフォーム会社の条件
リフォーム会社は、大き
これまでの家づくりのメリット・デメリットと アフターコロナの注文住宅の考え方(4)
第4の選択肢 新築注文住宅は「リフォーム会社で建てる」
新築住宅は、10年間の保証が法律で義務付けられています。
これは逆に言うと、10年しか保証がないということでもあります。
しかも保証されているのは住宅の「躯体部分」のみ。住宅の躯体部分とは、「住宅の建築物の構造上、重要な役割を果たしている壁や柱、床、梁、屋根、階段」を指します。それ以外の家のパーツは保証の対象外なので、修繕や修理が必要な時
これまでの家づくりのメリット・デメリットと アフターコロナの注文住宅の考え方(3)
アフターコロナの家づくりの考え方
アフターコロナによって、これまでの家づくりの考え方が大きく変わりました。その理由の一つが、「ウッドショック」です。
ウッドショックとは簡単に言うと、建築用木材の価格の急騰のこと。1970年代に起きた「オイルショック」になぞらえたネーミングです。
新型コロナウイルスの感染拡大により、アメリカでは住宅建設が一時落ち込みましたが、2020年5月のロックダウン解除後
これまでの家づくりのメリット・デメリットと アフターコロナの注文住宅の考え方 (2)
ローコスト住宅を実現する「その理由」を見極める
なるべくローコストで家を建てたい。
でもそもそも、どうしてそのコストカットが実現しているのでしょうか?
どの方法で家を建てるにしても、その理由をしっかりと理解しておくのは非常に重要。
ローコストには、ローコストなりの理由がしっかりとあるからです。
例えば、フランス料理を格安で提供する「俺のフレンチ」というレストランがあります。
高級料理の代表格
これまでの家づくりのメリット・デメリットと アフターコロナの注文住宅の考え方(1)
なるべくローコストで注文住宅を建てたい。それは家を持ちたい人にとって、自然な願いです。
でもそれは決して簡単なことではありません。
いくらお金をかけても良いから、立派な家を建ててくれ。という願いを叶えるのは簡単ですが、しっかりとした家をなるべく安く建てるというのは並大抵のことではないからです。
さらに建て売りならまだしも、自分の希望を反映させた注文住宅ならばなおさら。
また、アフターコロナに