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13. 『能力を磨く AI時代に活躍する人材「3つの能力」』ABD読書会
ABD読者会に、続けて参加させて頂いています。
ABD読書会では、一冊の本から、自分に割り振られたところを読み、紙に書き出しプレゼンします。参加者さんのプレゼンを全て聞き終わると、一冊の本を読み終わったことになります。
先日は、『能力を磨く AI時代に活躍する人材「3つの能力」 』を、参加者の皆さんと読みました。
私がメモしたものを、こちらでシェアしてみます。メモは、「歴史的にも、職業は淘汰されてきた。AIが淘汰するものは何か?現場で求められている能力は何か?を危機感を持って考えよう!」という文章からスタートします。
実際に、「AI・人材・能力」などに興味がある方は、本を読まれて、深く細かなところも知っていただけたらと思います。
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・歴史的にも、職業は淘汰されてきた。AIが淘汰するものは何か?現場で求められている能力は何か?を危機感を持って考えよう!
・受験勉強として必要だった基礎的能力(知的集中力や持続力)や学歴的能力(論理的思考力・知識の習得力)は、AIの方が優っている。AIの登場により、学歴社会は崩壊している。
・AIの方が優っている理由 ①無限の集中力・持続力 ②超高速の論理的思考力 ③膨大な記憶力・検索力
・知的な労働の現場で求められる3つの能力。①職業的能力によって、アイデアを企画できる。②対人的能力によって、仕事に関わる全ての人と良い関係を築ける。③組織的能力によって、集団をまとめることができる。
・知識は学ぶことで、AIが優れている。知恵は掴むもので、人間は、体験から体得でき、追体験することによって深めていける。また、苦労の経験が、リーダーが持つべき人生観や逆境をどう解釈するかの逆境力になる。
・管理義務は、AIが優れている。人間が求めることは、①共感協同 ②働き甲斐 ③成長支援。リーダーとは、①この人と一緒に仕事をしたい、②共に何か成し遂げたい、③共に成長したいと、部下が選ぶ人のこと。
・相手の無言のメッセージから推測、自分の言葉が伝わったかを想像することができるといった非言語コミュニケーションと共感力を磨こう。
・知的創造は、作るだけなら、AIが優れている。人間がやることは、革新的に実現する能力によって、文化や制度や仕組みや方針を変えるなどの判断や意識改革をし、世に広めること。
・人間らしく①ビジョンと志を語る力 ②成長への意欲 ③可能性を深く強く信じる力によって、AI時代に活躍しよう!
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今回の本の中に、「体得力」という言葉がありました。
簡単にわかったつもりになったり、知識だけで語ったりせずに、何度も参加したり体験しながら、他の方の取り組み方を参考にしたり、自分自身を振り返り、工夫して、身につけていきたいと思います。