![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140014820/rectangle_large_type_2_a2859fe1b897cc961019c831694142d1.png?width=1200)
チーム力を高める。月に2回、デザイナー勉強会を継続してやってみた気づき
はじめに
はじめまして、株式会社スタイル・エッジ、サービスデザインチームのnanaです。
スタイル・エッジのデザイナーは、クライアントからの依頼のみならず、社内の制作に関わるあらゆるデザイン業務を担当しています。プロダクト改善から、ポスター・イラスト・Webサイト・提案資料の制作、動画編集や写真撮影など幅広い業務に携わっており、この多様性こそ、事業会社ならではの特長であるといえます。
作るものに領域の制限がないからこそ、各デザイナーはそれぞれの得意分野を持ち、チーム全体で協力し合いながら業務を進めています。
今回は、そんなサービスデザインチームの若手メンバー内で開催されている「デザイン勉強会」について、その背景から始まり、実施してみて得た気づきや運用のヒントをご紹介します!
開催のきっかけ 〜みんなの悩み〜
若手デザイナーが多いサービスデザインチームには、以下の課題がありました。
チーム全体の知識不足が原因で、良し悪しの判断に迷い、ブラッシュアップに時間がかかり、作業の出し戻しが頻発していた
デザイナーに特化した実務に役立つ学びの機会が足りていなかった
これらの課題を解決するために行われた話し合いの結果、勉強会の開催が提案されました。
主催側の負荷や継続可能性に関する不安が多々ありましたが、期待する声も多かったので、「まずはみんなでやってみよう!」という気持ちでチーム全体が一丸となり、勉強会を開催することに決定しました。
やり方、試行錯誤 〜ガイドラインを決めよう〜
継続していくためのガイドラインの設定
勉強会の開催は決まりましたが、これが継続可能かどうかが問題です。早速チームメンバーで話し合い、以下のポイントが決定されました。
1.準備は手軽に! 資料作成に過度な時間を使わないこと
調査や資料作成の工程で時間がかかることがありますが、業務に支障がでないよう、過度な時間を費やさないことを前提としました。
2.みんなで楽しく! 参加型の内容に重点を置くこと
主催者が一方的に話す「講義形式」ではなく、参加者が積極的に参加できる「対話形式」や「ワークショップ形式」を取り入れること。議論やワークを通じて、参加者が学びや知識を共有できるように心がけました。
さらに、場の雰囲気を活発化させるため、アイスブレイクやチャット、スタンプを用いたリアクションを推奨しました。
3.前向きに運営改善! やってみてよかったことは、どんどん取り入れること
FigJam(ホワイトボード)の活用や効果的なアイスブレイクなど、1人が取り入れてみてよかった試みは他の人も取り入れ、勉強会全体がより一層活性化しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713943320988-esMCvp2B1V.jpg?width=1200)
こうした改善サイクルは、各自が「自分たちにとって、より良い勉強会の場を作っていきたい」という思いから生まれました。
この「自分たちの裁量で物事を決定していける場」となったのが、心理的安全性の高い勉強会へと繋がったように思います。
勉強会の頻度やレベルは、みんなに合うものを。
開催頻度は月に2回。人数は若手デザイナーの5名で回しています。
オープンな場所でテーマを告知をしていることもあり、最近ではデザイナー以外の社員も参加することが増えました!
実際に開催された勉強会はこんな感じです。
デザインを客観視する会
LPについて理解を深める会
動画のキホン〜クリエイティブカレッジで学んだこと〜
デザインコンセプトを逆算しよう!
デザイナーだけでサイトを作っちゃおうの会(ノーコードツール活用)
などなど…
![](https://assets.st-note.com/img/1713944434813-INTzlGhFmT.jpg?width=1200)
それぞれのデザイナーが得意な分野を持っているからこそ、各自の強みを活かした勉強会になっているのが分かります。
とはいえ、心がけるところの根本はどんな勉強会であっても変わらず、
開催する側も、参加する側も、みんなで楽しく学べること
この気持ちは忘れずに、これからも取り組んで行きます!
![](https://assets.st-note.com/img/1715218384696-xR4Z87ApTb.png?width=1200)
ROM参加ありの勉強会の様子。ビデオのオンオフも各自にお任せです。
半年間の勉強会を経て
勉強会をやってみてどんな気づきや変化があったのか、聞いてみました。
「実務で過去の勉強会資料を活用する機会が増えました!」
「他のデザイナーが考えることや思考を垣間見ることができ、視野が広がりました」
「開催する側も、調べる中で学びが増え、解像度が向上しました」
「回数を重ねるうちに、開催準備の工数が減り、スピードが上がりました!」
などなど
これらの声から、勉強会が業務とチームに確実に寄与していることが分かりました!
また、ガイドラインで設けた「資料作成に過度な時間を費やさないこと」については、時間をかけて作ってしまうこともありましたが、それも学びに繋がり、スキルアップするにつれて改善されていった!という声もありました。
まとめ
今回はデザイナーの社内勉強会を紹介しました。
開催前は「できない理由」を探して足踏みしていましたが、みんなのやりたいという想いがあれば、なんとかなる!というのが、大きな気づきになりました。
新しいメンバーが増えた時には、やり方を見直す必要も出てくるかもしれません。その時々の最善を話し合って、今後も続けていきたいと思います。
(以下のような輪読会も行っています!)
今回の記事が、勉強会の開催や継続に悩む方の参考になれば幸いです。
一緒にデザイン作成や、プロダクト改善をしていく仲間を募集しています!
スタイル・エッジにはやりたいと思ったことにチャレンジできる機会がたくさんあります。
管理システムのUI/UXデザインや、Webサイトのデザイン、印刷物のデザインなど多岐にわたり、デザイナーが活躍しています。
私たちの業務や職場環境に共感いただけましたら、ぜひ一緒に働いてみませんか?
もしご興味がありましたら、下記採用ページから詳細をご確認ください!