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自分の心の蓋を開けるには

人はどんな人でも多かれ少なかれ
心に蓋をして生きていると思う

「蓋をする」とは「本音を見せないようにする」ということで、
「感情を感じないようにする」ということと同意です。
蓋をするのは、すべて「自衛のための手段」です。

怒り、悲しみ、怖れ、さみしさ、罪悪感
感情を感じるのはとてもつらい。

だからその「つらさ」を感じないために、
人はあるときから徐々に蓋をして
凌いで生きていくようになります。

蓋をするとどうなるか?

たとえば「恐れ」に蓋をすると、
「恐れ」を見ないようにするため
【強がり】になることがあります。


とにかく頑張れと人に精神論で迫ったり
白黒ハッキリさせようとしたり
自分を大きく見せるようにとりつくったり
 
そんな風に、
「強くいなきゃ」と自分を鼓舞しないと生きていけなくなる、
プレッシャーを自分にかける。

自分でも他人でも思い当たる人がいると思います。

一方、強がりになれない人や、強がっている人でも、その心の中には蓋をした「恐れ・不安」があるので、いつもいつも「漠然とした恐れ・不安」を感じていることになります。

小さなことでもつねに不安があったり
失敗を過剰に恐れたり
新しい人間関係や環境を避けて避けて生きたり

 

でもその「恐れ・不安」は全然消えていかなくて、
「世界は恐いところで、自分は異常でおかしいんだ」
と感じたり思っていたりします。

これらみんな、恐れや不安に「蓋」をしたから起こっていることです。

でも本人はめちゃめちゃ【強がって】
一生懸命に頑張ってるんやけど、 

全然人生がうまくいかない
漠然とした不安は消えない
そんな自分のことは嫌い

と、人生がわちゃわちゃになっていきます。
 
若い頃は勢いや気合いや義務感で乗り越えて来られたかもしれませんが、
40歳も超えてくると、あまりにも人生が暗中模索で五里霧中すぎて生きることに絶望を感じてきます。

…って、これ全部僕のことやな(笑)

で、めっちゃしんどいこと書いてきたけど、
最初に戻れば、過去のどっかの時点で「恐さ・不安」に
【蓋をした】出来事から起こったこと

でも蓋を開けるの「恐い」の「不安」「つらい」
だから開けられない。
開けられず、最初に戻る。。。永久ループ

ってことを人生がうまく行かない人は無意識にも続けているのです。

じゃあその蓋を開ければいいのか。

蓋の開けかたは、本当は簡単だけど

「本音に蓋」をしたのだから、
当時蓋をした「本音を出す」ということです。
でもそれが強固になってい人もいる

自分の本音を出すのが
実は怖くてしんどくさみしいものだから...
自分の蓋を開けれない人のために

怖れと自分を赦せるのがかわからない人のために
寄り添ってくれるコーチングの類があると思う


自分を赦す
自分を守る
自分は生かされている

そこから時計の針が動き出し、
強がりや弱がりの人生が変わるかもしれません。

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