見出し画像

ガスコンロが火を噴いても平気だったけど、ガス屋のオッサンには火を噴いたという話

先日、家で料理をしていると、ガスコンロが変なところから火を噴きました。

いわゆる埋め込み式のコンロなのですが、火力調節のノブの隙間や台の下からも青い炎が噴き出してきたので、どこかからガス漏れしているんだなとわかりました。とりあえず火を止めると、直後に白い煙が出てきて焦げ臭くなりましたが、しばらくすると沈静化しました。

火が噴いたものはしょうがないので、ガス屋を呼んで見てもらうことにします。ガス屋はすぐにきてくれて、簡単なガス漏れの安全検査をしたうえで、これはコンロが壊れているという話になり、ガス管の接続を外して帰ってきいきました。

そして、まだ夕食が作りかけだったので、普段は使っていないIH式の卓上調理器を引っ張り出してきて、炒め物の続きを作りはじめました。

……とまあ、中国にいるとモノの作りが悪く、そのへんから火が噴き出してくるようなことは日常茶飯事……とまではいわないものの、とりわけ珍しいことでもないので、粛々と対処できるようになります。僕も中国に順応したな、と思う限りです。

しかし、このあとガスコンロを新しいものに付け替える過程で、ああ僕もまだまだ中国に順応しきれてないわ、修行が足りないなあ、と思うようなイライラさせられる出来事が起きました。今日はその話を、愚痴と反省を兼ねて書きます。

+++++

大家に連絡すると、2日ほどしてすぐに新しいコンロが届きました。僕は自分で古いコンロをキッチン台から取り外して、新しくきたものを設置しました。

ですが、コンロとガス管を繋ぐ作業は自分ではできない(というより、やっちゃいけない)ので、またガス屋を呼びました。

しかし、このガス屋が曲者でした。

ここから先は

2,100字
この記事のみ ¥ 300

いただいたサポートは貴重な日本円収入として、日本経済に還元する所存です。