台湾と中国について考えている、ちょっと表では言いにくいこと
台湾周辺での中国による軍事演習が話題になりました。
従前の清頼徳総統による「中華人民共和国と中華民国は互いに隷属しない」という発言を含む一連のスピーチを受け、中国側が遺憾の意を表明するための軍事演習を行いました。
ただ、あくまでパフォーマンスとしての意味が大きく、これによって両岸の緊張がさらに高まったとかそういうことではないようです。台湾の世論も冷静に受け止めているといいますが、なぜか日本ではX(Twitter)のトレンドに「台湾有事」が入るなど、台湾自身よりも騒いでるんじゃないかという勢いです。
さて、そんなふうに台湾が注目されているからというわけではないのですが、中国在住者として台湾、そして台湾と中国の関係について前々から思っているものの、なかなか不特定多数に向けては発表しにくいなあ、ということが個人的にありまして。今日はそれをこっそり、有料記事の中に書いてみようと思います。
そのへんのオッサンの政治談義や、井戸端会議レベルの話だと理解した上で以下ご覧ください。
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