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中国で子どものスマホ中毒が深刻な件

スマホ依存社会の中国。僕のマガジンでは、みんないくらなんでもスマホに没頭しすぎじゃないかということを何度か書いてきましたが、それは主に大人たちを想定して書いたものでした。マジで子どもに脇目も振らずにスマホを見ている親のなんと多いことかと、違和感を覚えたことを率直に書いてきました。

そんな大人たちを見ているからなのか、すでに子どものスマホ中毒もたいへんなものになってきている気配があります。今日はそれについて。

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やはり自分に子どもができると、いろんな場面で子どもに注目するようになるのですが、その子どもたちがエグいくらいスマホばっかり見てます。

日本でもたとえば家族連れでレストランに来ているのに、ゲームをしていたり、スマホで動画を見ている子どもってどうなの? 親は注意しないの? みたいな話がSNSを賑わせることがありますが、中国のそれはたぶんレベルが違います。

同じレストランで言えば、子どもは店に入ってきた瞬間から食事が運ばれてくるまでの間、さらに食事中、食後の団欒のひととき、そして店を出て行くまでずーーーっとスマホを見ています。

ゲームをしていたり動画を見ていたり内容はさまざまですが、本当に一心不乱に画面を見つめていて、家族とまったくコミュニケーションをとっていません。家族も注意などせず、普通の光景として受け入れています。

次に、年齢層です。スマホを持っている年齢がどんどん下がってきていて、明らかに未就学の子でも上記したような、レストランでスマホに夢中の子がいます。さすがに自分所有とは思えないので親が渡しているのだと思いますが、体の大きさに不釣り合いなスマホをよたよたと持っている子どもをよく見ます。

この前などは、ベビーカーに乗りながらスマホをいじってる子がいて戦慄しました。中国ではけっこう大きくなるまで子どもをベビーカーに乗せたがる親が多く、その子もたぶん5歳くらいだったとは思うのですが、それにしても異様な光景でした。

見る時の姿勢、体勢も気になります。これは大人もそうですが、本当に食い入るように、スマホを顔から10センチくらいのところにまで持ってきている子がたくさんいます。目が悪くなるというより、それでちゃんと画面が見えるのだろうと疑いたくなるほどの近さです。

また、距離以外にも、そもそもメチャクチャな姿勢で見ている例もよく見ます。

たとえば先日、病院の待合室でスマホゲームをしている子どもを見たのですが、その子は長椅子に横たわって片腕を枕にしながら、もう片方の手で気だるそうにスマホを操作していました。もちろん目とスマホは超至近距離です。

中国ではスマホ中毒を戒めるものとして、スマホに熱中している人をアヘン中毒患者に喩えるネットミームが存在しているのですが、まさにその画像のような姿勢を年端も行かない少年がやっているのです。

他にも、親戚の家でもっと異様な例を見たことがあります。

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