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中国でモノを作って日本で売るコツ

最近、日本にいながらにして上手に中国のECサイトなどを活用してお小遣い稼ぎに繋げている友達の話を聞きました。

それがとても面白く参考になったので、内容をみなさんにシェアしてみたいと思います。

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その人が扱っているのは、自作のキーホルダーやストラップ、アクリルスタンドのような雑貨だそうです。自分でデザインしたものを中国で生産してもらい、日本に発送して自分で売ったり、友達の店に卸したりしています。

中国で一番メジャーなECサイト・アプリの淘宝では、普通にありものの商品を買う以外にも、オーダーメイド品を発注することができる店がたくさんあります。たとえばアクリルキーホルダーなんかだと自分で書いた絵を渡せば、それをキーホルダーにして売ってくれるというわけです。

オーダーメイドは「定做ding zuo」といいます

こういうものを個人用ではなく100とか500とかのロットで発注して、日本で売るというわけです。手順は必要ですが、個人輸入もできます。

こうしたオリジナルグッズの販売を請け負ってくれる会社は日本国内にもありますが、中国の店を使うメリットは圧倒的に安いことです。たとえば上のキーホルダーは割引で単価3元から購入可能。円安の今でも60円程度です。日本国内で同じようなものを作ってくれる会社をGoogleでざっと調べましたが、どんなに安くても200円くらいはかかりそうでした。

もっと極端に価格差が開いているものもあります。たとえばその友達が扱っているグッズの中に折り扇子があるそうなのですが、中国だと一つ8元(≒160円)くらいから作ってくれるところがあります。

これも日本の同じようなサービスを調べると、単価が1500円くらいになってしまいます。ざっと10倍の差。1500円に利鞘を乗せて扇子を売るのはちょっと難しそうですが、160円で仕入れたものを800円とか1000円くらいで売るのであれば、デザイン次第ではなんとかなりそうですよね。

その友達はこのような、中国だと激安で作ることができるものを見つけてオリジナルデザインのものを発注し、自分で販売するなり友人に卸すなりして副業にしているということです。もちろん中国語は必要ですが、安く作れる店を探すことさえできれば結構売れるものはあるそうです。

その人がデザインと中国語を自分でできる器用さと、発注から仕入れ、販売までひとりでこなす行動力があってのことですが、副業としてはとてもいいなと思いました。

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ただ、もちろん問題もたくさんあって、そこまで簡単な話ではありません。

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