義実家に行く前から揉める日中夫婦の話

今年も春節、つまり中国のお正月が近づいてきました。

春節といえば、里帰りです。僕は毎年の義実家への里帰りの際に、多大なる体力を消耗しています。義家族の温かみに触れながらも、合わない空気や食事、自分で自分の予定を立てられないストレスに心身をすり減らします。毎年これはネタにでもしないとやってられないとX（Twitter）やnoteで怪気炎をあげています。

で、今年の里帰りの計画ですが……今年は1月29日がいわゆる元日に当たるのですが、去年生まれた子どもの戸籍関係の手続きやら、そのほか行政関係の手続きがあるので、ちょっと早めに帰省して、正月を迎えたらさっさと帰ろう、みたいなことを嫁と話していました。

それで、現状なのですが……なんと、まだ里帰りのための高鉄（高速鉄道）のチケットが取れていません。嫁は「キャンセルが出るから大丈夫」と言っていますが、取れる気配はありません。そうこうしているうちに、役所が休みに入ってしまいそうです。

そこで、元日までにチケットを取るのが難しいのであれば、もう今年は春節期間そのものは里帰りはせず、人の流れが落ち着いてから帰省して、手続きも役所が休み明けになってからゆっくりいけばいいのでは……と提案してみました。もちろん、僕としてはそのほうが滞在期間が短くなるという意図もそこにはあります。

しかし予想通り、嫁は僕の提案を一蹴し、「そんなことはありえない」といって一顧だにしようとしません。元日の前後に家族で過ごすのはマストだそうです。しかし、そうなった場合春節が明けるまでに1週間以上、そこから手続きでさらに滞在しなければいけません。下手をすれば2週間以上の滞在になります。

それだけは避けたい僕は何度も「そんなに長く滞在するのは嫌だ」と必死で伝えますが、嫁はいい顔をしません。僕が強く言うと反発してきて、言い争いになります。この点に関しては、まるで話が通じません。

去年、帰る時期を決めずに帰省してしまったせいで、なんやかんやで3週間くらいの滞在になってしまったんですが、その時の悪夢が再来しそうです。今年は子どももいるのに、どうなってしまうんだろう。

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まあこういうやりとりももう何年目だよという話で、いつものことなのでそこまでの心の乱れや怒りのようなものはないのですが、なんだかもう疲れたな、と思いはします。