中国の激烈教育ママエピソード3選
かなり前ですが、極端なまでに子どもを管理しようとする中国の母親の話を書いたことがあります。
実はこのほかにも、子どもの教育に熱心になるあまり「そこまでする?」という中国の教育ママたちの話を見聞きしたことがあります。
今日はそんなエピソードを(自分で目撃したものだけでなく、被害者(?)の子どもによる証言などの伝聞も含まれますが)いくつか紹介してみたいと思います。
誤解なきように書いておくと、ほとんどはかなり特殊な例だと思うので、以下のエピソードが一般的なものだとは考えないでください。ではどうぞ。
①勉強しない子どもを、包丁を持って追い回す母親
のっけから強烈なエピソードですが、ついてきてください。
これは過去に中国人の友人から聞いた話です。小学生のころ成績が悪く、学校に呼び出されて先生から親子ともども説教をされ(また詳しく書こうと思うのですが、中国ではこの手の呼び出しはよくあるようです)、面子を潰されたお母さんはブチギレ。家にいる時は全部の時間を勉強に使え、ときたそうです。
それでも友人は本人はのらりくらりと勉強をせず、そのたびにお母さんは泣きながらブチギレていたそうですが、ある日とうとうお母さんが台所から包丁を持ち出してきて、勉強しなさいと迫ってきました。
友人は泣きながら許しを乞い、逃げ回りましたが、お母さんは包丁を持つことをやめず、ずっと包丁を持って子どもを監視していたそうです(さすがに包丁を振るうところまではなかったそうですが)。友人は、震えながら机に向かったといいます。
……普通に刑事案件だと思うのですが、友人は「中国ではよくあること」と平然としていました。いや、さすがにそれは極端なケースだと思うのですが。
まあ、僕も数年前に住んでいたところの向かいの家から、母親がブチギレながら成績のことを叱り散らす声と、ものを叩いたり何かが壊れるような音を定期的に聞いたりしていたので、包丁も熱量としてはありえなくはないか……? とは思いました。
②塾通いをビデオ通話で監視する母親
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