中国・入国者の隔離期間の短縮に思ういろいろ
中国のコロナ関連で、大きなニュースがありました。
防疫に関する国のガイドラインが改訂されたのですが、その中で特に注目を集めているのが「入境人員」、つまり外国からの入国者に課される隔離の期間が短くなるという点です。
こちらの記事にわかりやすくまとまっています。
これまで入国者(と、感染者への濃厚接触者)には「14日間の集中隔離医学観察+7日間の自宅健康管理」が求められていました。つまり、実質的に21日間の隔離が必要だったのです。「集中隔離」とはホテルや隔離施設での隔離のことを指し、国外からの入国者の場合は基本的に指定のホテルで隔離されることになります。この方式は「14+7」などと略称されていました。
それが今回の改訂により、「7日間の集中隔離医学観察+3日間の自宅健康管理」、つまり「7+3」、合計で10日間の隔離に短縮されるということです。これまで長すぎる隔離期間が出入国のハードルになっていた在中外国人は数多く、短縮とあれば喜ぶ人は多そうです(僕もその一人です)。
そのほかガイドラインの改訂では、高リスクエリアと中リスクエリアの定義変更、感染リスクが高いとされる職業の人々(フードデリバリーや物流の配達員、ホテル勤務、医療従事者など)に対するPCR検査の頻度増加などが新たに盛り込まれました。
以下、今回の変更に関する所感を書いていきたいと思います。
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まず、一時帰国が一歩近づいたなという思いで少しホッとしています。
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