「差別」と「区別」、そして差別者かもしれない僕の話
週末そして月末なので、若干ふわっとした観念的な話を。
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何かしらの行為が差別ではないかと糾弾された時、そのエクスキューズとして「これは差別ではなく区別だ」というものがあります。あるいは糾弾されていなくても、差別だと言われそうな何かしらの待遇差などについて論じる時、前もってこの「差別ではなく区別」が発せられる時もあるように思います。
でも、こういう「差別じゃなくて区別」が言われる時、多くの場合その本質はやっぱり差別なんじゃないかと思うんですね。
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