見出し画像

スマホを紛失したことで、スマホとのつきあい方を見直した話

昨日に引き続き、「スマホをライドシェアの車内に忘れた事件」からの派生でもう一本書きます。

僕にとってこの事件はとんでもなく心身を消耗する出来事だったのですが、実は収穫がなかったわけではありません。というのも、1日以上強制的にスマホのない生活を送ることで、自分がどれほどスマホに依存していたかや、適切な付き合い方がわかったような気がしたのです。

ということで今日はそれについて。

家ではなくても全然困らない

現代人の多くがそうであるように、僕もそれなりにスマホ依存です。気がつけば1日のスクリーンタイムが数時間になっていたりします。

で、そんな僕にとってスマホがなくなったことは生活の上でも一大事であり、ものすごく困る出来事のはずなのですが……いざなくなってみると、家にいる限りはほとんど問題がないということに気づいたんですね。

まず、メールやSNSのチェックなんかはすべてPCで事足りるし、メッセージアプリ(WeChatやLINEなど)もPCにログインしているので、日常の情報のやり取りはスマホがなくてもすべてまかなえました。

そのほか、英語の勉強や情報収集のためにニュースを読んだりポッドキャストを流したりもしていたのですが、それもPCとタブレット(iPad)に置き換えることでほとんど問題なくなりました。

むしろスマホのようにどこにでも持ち歩いたりしないので、スキマ時間にスマホをなんとなく見てしまうことがなくなりました。ちょっとメールを見るつもりでSNSをついつい開いて……などということがないので、時間を有効に使えている気さえします。

ここ数年は在宅で働いていて、さらに最近は子どもの世話もあるので、外に出る機会はぐっと減っています。にもかかわらず、僕は家にいながらにしてスマホとともに大量の無為な時間を過ごしていたようです。これは是正する必要がありそうです。

でも外には一歩も出られない

ただ、ここで早々に「スマホなんていらんかったんや」という結論を出すわけにもいきません。家の中ではまったく無駄だということが分かりましたが、逆にスマホを持たなければ外に一歩も出られない、ということにも気がついたのです。特にそれは、ここが中国であるということに関係しています。

ここから先は

1,113字
この記事のみ ¥ 300

いただいたサポートは貴重な日本円収入として、日本経済に還元する所存です。