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子どもは誰のもの?──義実家で感じた共同体子育てへの抵抗感

相変わらず義実家生活が続いております。その中で考えたことの話を。

先日、義実家で飯を食っている時に自分の子どもが名前も知らないような親戚に代わるがわる抱っこされているのが耐えられなかった、という独白をマガジンに書きました。

これは僕自身が、子育てを極めて個人的なものとして考えていることの証左だと思うのですね。

親戚一同が子どもを抱っこするのはある意味、「この子は一族に仲間入りしたんですよ」ということを示す儀礼であり、歓迎のしるしでもあります。でも、僕は「そんな儀礼とかいらない、それよりも知らんオッサンに我が子が抱かれているのが無理」という個人的な感覚をより大事だと思っているわけです。

同時に、これって健全なことなのか? という思いも持っていて、あまりに自分の子を個人の枠というか、我が子を「僕たち夫婦だけのもの」にしてしまうのって正しいのだろうか、と考えたりもします。

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