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教育の選択肢を作る

私の住んでいる静岡県は、都道府県別で見た時に1000人あたりの不登校者数が第4位でありベスト5に入っています。

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また、富士市では、年々不登校が増加しており、今年度は500人を超える児童生徒が不登校として学校に行かずに過ごしています。

親も、子どもも前向きで、選択肢として学校に行かないのであればまだ良いと思いますが、行きたくてもいけない、なぜ行きたくないのかわからないと理由がわかっていない子どもがいるご家庭もたくさんあるのが事実です。

保護者も悩み、子どもを責め、自分を責め、精神的に追い詰められている方にも多く出会ってきました。

また、学校に馴染めず、特別支援学校に行こうと思っても知的では数値が当てはまらず、情緒的にもグレーゾーンであり通常級に通わざるを得ない生徒もいました。保護者からは支援の仕方を伝えてもらっていましたが、特別扱いをできる場面とできない場面とがあり、生徒と揉めてお互い嫌な思いをする事もありました。

様々な特性を持つ子どもたちがいる中で、住んでいる地域により入学する学校が決まり、余程の事情(いじめ被害者など)がない限り他の地域の学校を選ぶ事はできないのが現状です。

都会や私立の学校がある地域はまだ選ぶことができるかもしれませんが、私の住んでいる地域は私立の小学校が無く行き場のない子どもが多くいます。(中学校は2校だけあります)


そのため、公立の学校だけでなく、他にも学ぶ場所、安心できる居場所が必要であると考えます。


その為、公立の学校ではできない事ができる居場所が必要ではないか。と考えます。

公立の学校にも良い所は沢山ありますが、課題も多くあります。

私にできるかどうか分かりませんが、新しい学校の形であるオルタナティブスクールを開校し、地域の子どもたちの選択肢を増やしていきたいと思います。

まだまだ、具体的にできるか分かりませんが様々な人と関係を増やし協力して地域の子どもたちのために行動できればいいな。と思います。


と、ここまで書いてみましたが、フリースクールや適応指導教室、ステップスクールで十分なのかも知れません。


ただ、不登校にならなくとも、学校のカリキュラムに沿わない家庭もあります。我が家もそうです。そんな家庭のためにも頑張りたいですね。