身体は借り物
〜オーストラリアで鳥に襲われ目から流血した話〜
つい先日、鳥に襲撃され右目から流血するという大事件が起きた。
一部始終をざっくり説明しよう。
公園で読書をしていた私の隣に一羽の鳥がやってきた。
何故かやつはじっとこちらを見ていたので、私も気になって見ていた。
ハトより一回り小さいくらいのサイズ
黒と白のマダラ模様が綺麗だなーとか思いながら見つめ合っていたその時だ!
そいつが私の頭目掛けて飛んできた‼︎
咄嗟に目を瞑ったが間に合わず奴の足かくちばしが右目に入ったらしい。
突然の襲撃に唖然としていた私だが、同時に右目が痛くて開けない、
ピンク色の涙が止まらなかった。
人生初の目からの出血にビビった私は速攻で最寄りの眼科へ駆け込んだ。
先生に鳥に襲われたと話したら、そいつはMudlarkといってオーストラリアでは有名な人を襲う鳥であると教えてくれた。
幸い傷は白目部分のみだったので、目薬さしときゃそのうち治るとのことだった。
事件から2日たった今、痛みは消えたが、まだ白目が真っ赤っかだ。
何はともあれ、この事件を機に健康であることのありがたみと身体の大切さについて改めて考えさせられたのである。
この身体というものは単なる入れ物であって、借り物である。
皆、この身体がさも自分の物であるかのように、日々過ごしている。
メンテナンスを怠り、時には自ら痛めつけさえする。
この身体という物体が、それに付けられた名前こそが “自分” であると思っている。
“魂”という目に見えない存在を否定する人もいるかもしれない。
でも私は信じる。
だってその方がワクワクするから!
全ての人が、動物達が、虫たちが持っている身体という乗り物は、“魂”という光が地球に生まれる時、五感を体験するために神様から借りてきている物だ。
大事に使いなさいよって。
最近、身体労ってなかったな。
ジャンクなものいっぱい食べてたし、
歩きづらいけど靴下履くのめんどくさいからってビーサンばっか履いてたな。
あの鳥はこの気づきを与えるためにやってきた神様からの遣いだったのかもしれない。
そんな風に考えたら鳥への怒りもおさまった。
身体はお寺。
今日は何をお供えする?
身体の声をよく聞いて、尋ねる。
本当にそれが欲しい?
your body is a temple.
never own it.