やる気が出ないときでも勉強を続けるコツ
こんにちは! Studyship編集部です。
私たちは日々、多くの社会人学習者の方々をサポートしていますが、ある重要な事実を見過ごしている方が多いように感じます。
それは、「常にやる気に満ち溢れている人」など、実は存在しないということです。
習慣化に成功しているように見える人も、実は毎日のようにモチベーションの波と戦っています。
そして我々はプロアスリートのように、「モチベーションなど関係なく続けるのが仕事だ。」と言えるほど強くありません。
では、どうやって我々は学習を継続していくのでしょうか?
今日は、数多くのコーチング事例から見えてきた「やる気が出ない時の対処法」について書いていきたいと思います。
以下、5つのポイントで解説します:
(1) やる気が出ないことを前提に設計する
(2) 場所を変えて気分を変える
(3) ワンクッションを置く
(4) 軽い学習から始める
(5) 記録だけは続ける
(1) やる気が出ないことを前提に設計する
これが最も重要なポイントです。
多くの人は、以下のような計画を立ててしまいます:
・毎日2時間勉強
・休日は朝から晩まで
・SNSは見ない
しかし、これは「理想の自分」を前提とした計画です。
現実の自分は、もっと疲れやすく、誘惑に弱い存在です。
より現実的な設計:
やる気が高い日:2時間
普通の日:30分
やる気が出ない日:5分でも可
このように「やる気がない日」を予め組み込んでおくことで、自己嫌悪に陥るのを防ぎます。
(2) 場所を変えて気分を変える
これが即効性のある対策です。
いつもの場所で勉強する気が起きない時は、思い切って場所を変えてみましょう。
効果的な場所の例:
・カフェ(適度な雑音がある)
・図書館(静かな空間)
・公園のベンチ(自然がある)
特に重要なのが「普段と違う環境」に身を置くことです。
それだけで、脳が「何か特別なことをする時間だ」と認識し、やる気のスイッチが入りやすくなります。
気分が乗らない時は近くのカフェに出かけてみましょう。
だらだらしてしまいがちな休日はいっそのこと図書館に行って誘惑から遮断された時間を過ごしましょう。
(3) ワンクッションを置く
これが意外と効果的な方法です。
ダラダラスイッチがONになっているベッドやソファからすぐに机に向かおうとせず、以下のような「準備行動」を挟みます:
・5分だけストレッチ
・お気に入りの音楽を聴く
・散歩で気分転換
・シャワーを浴びる
・コーヒーを淹れる
この「ワンクッション」が、脳の切り替えスイッチとして機能します。
これをすっ飛ばしてすぐに机に向かおうとしてしまうと、ハードルの高さに嫌気がさしてしまい、何もできないということが多いです。
「ダラダラスイッチがONになってるな~」と思ったら、まずはこうした準備行動に取り組んでみる意識を持ってみましょう。
(4) 軽い学習から始める
これも非常に重要なアプローチです。
やる気が出ない時は、以下のような「軽い」学習から:
・YouTubeで関連動画を見る
・参考書をパラパラめくる
・過去の学習ノートを眺める
・音声教材を聴く
・SNSで勉強仲間の投稿を見る
重要なのは「学習モード」に少しでも入ること。 内容の濃さは二の次です。
「軽い」学習でスタートする意識を持つことでそもそも勉強をスタートしやすくなることと、こうした軽い学習でもやっているとやる気が湧いてきて、問題集を解きたくなってくることも多いです。
準備行動の次は軽い学習、そして気分が乗ってきたらいつもの勉強、という風に段階を追って机に向かっていきましょう。
(5) 記録だけは続ける
これが最後の砦です。
たとえ勉強が全くできない日でも、その日の:
・体調
・気分
・できなかった理由
を記録する。
この「記録を続ける」という行為自体が、実は重要な継続のポイントになります。
続けられないことには必ず理由があります。この理由を直視したくない気持ちは痛いほど分かりますが、ここから目を背けて現状が改善することはありません。
目標設定が甘いのか、誘惑を周辺に置きすぎているのか、体調が影響しているのか。
こうした要因を一つずつ潰していくことで、中長期で続く習慣を得られるというものです。
私たちStudyshipでは、この「記録」を特に重視しています。週3回のフィードバックでは、できた・できないに関わらず、あなたの状況を丁寧に確認します。
まとめ:やる気に頼らない継続のために
結局のところ、継続の秘訣は:
・現実的な計画を立てる
・環境を活用する
・無理強いしない
・記録は続ける
この4つに集約されます。
大切なのは、「やる気がない自分」を責めないこと。それは誰にでもある自然な状態なのです。
一人でモチベーション管理と戦い続けるのは大変です。時には、私たちのような伴走者を活用するのも一つの選択肢かもしれません。
何度も挫折を繰り返している。でも、本当は変わりたい。
そんなあなたの「今日から」を、Studyshipは全力でサポートします。
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ご参考リンク:
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