【習慣獲得3/5】"簡単にする"を舐めるな
「物事は小さく始めなさい。」
皆さんも一度くらいは聞いたことがありませんか?
今回の "簡単にする"とは、まさにそのことについてお話ししたいと思います。
しかし、年齢を重ねるにつれ、多くのことを経験するにつれ、"小さな小さな目標を設定すること"に対して引け目を感じてしまうこともあります。
ハッキリ言います。そんなプライドはクソくらえです。
もう一度言います。ク ソ く ら えです。
私自身、自分に高い目標を課し、仕事を理由にそれらを裏切り、自分に落胆し、少しずつ自分を諦める日々を送っている時期がありました。
自分で決めたことをできない自分を正当化するために、目標を取り下げるわけです。仕事や環境のせいにして。
"簡単にする"とは、単に小さな小さな行動を実行すること、それ以上に大きな意味があります。日々、自分との約束を守ることで、自己効力感も上がっていきます。更に、習慣形成には"頻度"が最も重要であるという研究も一つや二つではありません。
グローバルで爆売れしている以下の書籍にも、 小さな習慣のパワーについて非常に丁寧な記載がありますので、習慣獲得をガチりたい方は是非お読みください。Studyshipもかなりインスピレーションを受けています。
冒頭で過激な言葉を使ってしまったので、多少の信頼を取り戻すべく丁寧に説明を続けさせてください。
まずは資料のおさらいです。
もう本当に、資料の通りです。
まず "簡単にする"を、2つに分解します。
目標を、簡単にする
実行を、簡単にする
です。
そして、「目標を、簡単にする」について。
冒頭で挙げたのはこちらの例です。
設定する日々の目標を下げます。どれくらいまで下げるかというと、
「仕事で急遽飲み会が入っても達成できそう」
「まったくやる気が出ない日でも何とか頑張れそう」
これくらいの水準です。
いま全く習慣がない方は、「1日5分取り組む」レベルで本当に十分です。
今まで0分の日が続いていたとしたら、5分でも偉大なる進歩です。Great Progressです。前日の自分より確実にレベルが上がります。
例えば、、
こんなイメージでしょうか。
毎日英単語帳に触れる、オンライン英会話に接続する、ジムに入る。そういうことを続けていると、その状態が非日常ではなくなっていきます。
そこにアクセスすることに対しての抵抗感や摩擦が徐々に減少し、気づけば最小目標のレベルも上がっていくことでしょう。
これと合わせて通常の目標も設定することで、気分が良い日はしっかりと実行し、調子が悪くても最低目標は出来ている。状態を目指します。
ここで重要なのは、例えば1日の学習時間が15分に終わってしまった日に、「最大目標と対比してしまうこと」ではなく、「最小目標を達成できたこと」、また「以前の自分では今日という日に1分も出来ていなかったであろう進歩に着目すること」です。
簡単な最小目標を設定することで、ゼロの日を減らしていければOKです。
続いて、「実行を、簡単にする」について。
こちらもこの事例の通りですが、実施したい目標へのアクセスを最大限スムーズにしましょう。という内容です。
英語に取り組みたいときは、
身体作りに取り組みたいときは、
などなど、最大限スムーズに行動に移れる環境を構築します。
特に、私自身が効果を実感しているのは移動中にスマホの代わりに単語帳や本を持つことと、ジム至近の自宅に住むことです。
この "実行を難しくする" 考え方を逆手に取り、離れたい習慣の実行を難しくすれば、更に効果的です。
以上、"簡単にする" について解説させていただきました。
また、この"簡単にする"に限らず、他の"魅力的にする"や"ハッキリさせる"などのルールも含めて、「自分に合っていること」「うまくいかなかったこと」を自身で見つめ直し、要因分析し、改善を続けていくことで、真の習慣力は身についていきます。
Studyship Personalでは、いつでもあなたの熱意を受け止める準備が整っています。習慣化できない自分と訣別したい方、もっともっと行動にスパートをかけたい方、お待ちしております。
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以上、Studyshipマガジンでした。
次回は「"記録する"で驚く」についてお届けします。
Studyship 代表 大森