オンライン確認もいいけど… 合格発表を受験校の掲示板で確認する意義
新潟県の私立高校は専願入試が終わり、ウチの生徒たちも続々と私立高校に合格する子が出てきました。併願で受けた生徒は今後、本命の公立高校を受けることになりますが、高校生になれてまずは一安心なはず。
合格発表。これ、めちゃくちゃ緊張する瞬間ですよね。現在は入試の合格発表もオンラインで確認できる時代ですが、僕は高校受験をした時は実際に高校に行って合格を確認しました。
第一志望の公立高校に合格してそのまま入学の関わる資料をもらい、部活の勧誘を受けてきました。
まぁ、オンラインだろうがドキドキするのは変わりませんが、やはり実際に受験した学校に足を運び、異様な存在感を放つ合格発表の掲示板を見る臨場感はある意味格別です。すでに合格を確認して喜んでいる子の歓声、そして不合格だった子の泣き声がいやでも視覚と聴覚を惑わせてきます。
高校入試という大きなイベントが与える影響というか意義というものを自分だけでなく他者の感情をありありと見せつけられる機会なので、こういうのは感性を養う点で良いのかもしれません。
あの体験はかなり貴重だと思うんですよ。家にいながらオンラインでパパっと確認っていうのはその臨場感を感じることはできません。
合格発表なんて結果が分かればいいし、万が一、不合格で周りの人や友人にショックを受けた姿を見られたくなければ家で確認するのが無難です。
でもさ、あの合格発表を見に行く臨場感を体験するのは感性を豊かにするという点でもあながち悪いものではない気がします。