オンラインレッスン遅刻の言い訳
今日のオンライン日本語レッスンは、1人目が朝9時30分からでした。
開始時刻になると、まずはチャットで「Buongiorno!」とあいさつ(Zoomではなく、Skypeを使用)
返信があったらビデオ通話を開始する流れですが、なかなかその返信が来ません。
10分ぐらい待っても返信がない場合は、メッセージアプリ「WhatsApp」でメッセージを送ります。
さらに待つこと10分。WhatsAppのほうにメッセージがきました。
すみません。目覚ましをかけ忘れて、今起きたところです。今からレッスンしても頭が働かないので今日は欠席にしてください。
へんな話ですが、このメッセージを読んだとき、寝坊したことを正直に申告してきて、えらいなぁ、と思いました。
以前、同じように朝早くのレッスンで、開始時間から30分経過して、
「返信が遅れてすみません。今日は回線の調子が悪くてネットにつながりません」
という返事がきたこともありました。
コロナ以前、事務所で対面レッスンをしていたときは、遅刻の理由は、道が混んでいた、仕事が長引いた、バスが遅れた、など様々で、どれも「説得力」がありました。
しかし、オンラインレッスンでは基本的に家にいるわけで、説得力のある遅刻の理由は限られてきます。
30分音信不通の後に「ネットの調子が悪い」という理由では、そのまま信じるのは難しいです。
「寝坊した」というのはやっぱりちょっとカッコ悪いし、正直に言うのが恥ずかしかったのかなと勘繰ってしまいます。
私が逆の立場でもそう感じるだろうと思います。
なので、今日の寝坊申告のメッセージには好感をもちました。
レッスンの遅刻の話でいうと、対面でやっていたときから毎回5〜10分遅れてくる生徒がいます。
彼は、オンラインレッスンに切り替わってからもやはり時間通りにレッスンを開始することができません。
面白いのは、毎回ほぼ「正確に」5分遅れてレッスンが始まることです。だったら時間通りにも始められそうなものですが。。
対面レッスンでもオンラインレッスンでも、時間にきちんとしている人はいつもきちんとしているし、ルーズな人はどんなに時間に余裕があっても守ることができないようです。
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