刑事物語
物凄く久しぶりに観ました。
昭和全開ですっごく心地いい画面とは裏腹に、辛く悲しいしんどい展開で胸が苦しくなる。更に内容がドギツイので今では民放で放送することすらコンプラ問題で不可能だろうと思います。キレた主人公は悪人をギッタギタにしますし、口も悪くなります、刑事なのに『ぶち殺してやる』なんて言っちゃいます、拳銃もバンバン撃って無駄玉も脅しに使うし、刑事が暴力で吐かせるし、まぁ個人的にはそこも含めて昭和だし、感情もむき出しで好きですけどね。
ハンガーヌンチャクがこの作品の代名詞のようになっておりますが、私的には主人公が日本映画史上他に類を見ない『蟷螂拳』の使い手と言う事が嬉しいじゃないですか、しかもそれが武田鉄矢さんなんだもの、失礼ながらあの手足の短さにはピッタシの拳法です。
でも実際は『ハイ~!!!』の構えだけなんですけどね、ここでも感情むき出しで吠える武田さん、ヘッドホンでは耳痛くなるけど好きだなぁ~。
素敵な話でもあるのですが、見るのが辛くてね;
続きあるんだけど辛い話なの知ってるし。
エンディング曲が最高過ぎるという問題。