![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134361291/rectangle_large_type_2_289f1fce7b6a660580c7c5cca61ff432.jpeg?width=1200)
ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー
鳥山明による大ヒット漫画「ドラゴンボール」を原作とする劇場版アニメ。2015~18年に放送されたテレビシリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」の映画化第2弾で、2018年公開の前作「ドラゴンボール超 ブロリー」同様に、今作でも原作者の鳥山が脚本やキャラクターデザインを担当した。かつて孫悟空によって壊滅させられた悪の組織「レッドリボン軍」の意志を継ぐ者たちが現れ、新たに最強の人造人間ガンマ1号、2号を生み出す。彼らは自らを「スーパーヒーロー」と名乗り、ピッコロや悟飯たちを襲い始める。ガンマ1号と2号の声を、神谷浩史と宮野真守という人気声優がそれぞれ担当。そのほかにも新生レッドリボン軍の天才科学者Dr.ヘド役を演じる入野自由や、ボルケーノ太田、竹内良太らが出演。監督は前作「ドラゴンボール超 ブロリー」でも3Dパートの制作などに参加した児玉徹郎。
3DCGが迫力の映像を生み出した、東映の根性とプライド。
ピッコロを主人公に持ってくると言う大胆な策だったが、主役の様で主役じゃない様にも見える控えめで地味な主役、これが大当たりで、全てのキャラが生きる結果を生んだように思えます。
3DCGにすると作画崩壊が著しく目立ってしまい、失笑すら生み出すのですが、今作は本当に違和感が無い、表現と言う部分にかなり試行錯誤し、3DCGの壁を見事に貫いたと思います。
打撃と言う部分でも非常に丁寧に表現されており、ブロリー編のスピード感で逃げたように見える印象は今回全くない、変な曲もかからない、徹底的に後半に来る『胸熱』の為に全力を注いだスタッフの心意気に感動した。正直に言うが私にはドラゴンボールに思い入れは無いと言っても良い程で、せいぜいフリーザまでしか読んでおらず、セルは飛び飛びでしか読んでいないし結末も知らない、アニメもまともに見ているのは映画くらい。そんなにわか知識しかない私でも、クライマックスのとどめの一撃は涙が出そうになった。
前半のコメディ多めの展開がもう少し短ければなぁ。
エンドロール後もお忘れなく。
とは言え、私の中ではリメイクブロリーを超えて、シリーズ最高傑作です。リメイクブロリーも素晴らしいのですが、変な曲がかかるのがどうしても私的にアウトでしたので。