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ヒッチハイク

インターネット掲示板「2ちゃんねる」発の都市伝説の中でも特に怖いエピソードとして語り継がれている、ヒッチハイクをしたばかりに狂気の一家に追われることになった若者の恐怖を描いたホラー。

ハイキングの帰りに山道で迷ってしまった大学生の涼子と茜は、やっとのことでバス停にたどり着くが、バスが来る気配がまったくない。涼子は足を怪我しており、茜の彼氏も迎えに来られないという状況の中、2人はヒッチハイクを試みる。山奥でのヒッチハイクは無謀にも思えたが、運良く通りすがった1台のキャンピングカーが、2人を快く受け入れてくれた。しかし、カウボーイの格好をしたジョージと名乗る男が運転するその車は、車内に彼の家族も同乗しているものの、どこか異様な雰囲気が漂っていた。

監督は「コープスパーティー」シリーズの山田雅史。脚本は、本作と同じく2ちゃんねる発の都市伝説を題材にした「きさらぎ駅」の宮本武史。主演はダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」の大倉空人、共演に「アルプススタンドのはしの方」の中村守里、「ウルトラマンZ」の平野宏周、バレリーナでモデルの高鶴桃羽ら。

2023年製作/74分/PG12/日本 映画.com

邦画がこの手の作品を手掛けると、ツッコミどころが多すぎて萎える。
リアリティがないせいではないだろうか、不自然過ぎるんですよね色々と。殺人鬼に追われていると言うのに大声で口論するとか、武器になるものをひとつも持たないとか、夜の森を懐中電灯ガンガンつけて逃げるとか。

原作こんなんだったかなぁ…

追われていると言う感覚もないし、ハラハラもドキドキもなく、全くスリリングではない。

不気味な家族もアダムスファミリーをパクったような印象しかない。でも不気味さは出ていたのでそこは〇だと思います。金髪の双子はちょっと違和感かなぁ、黒髪で良かったと思うんだよね。

さぁ始まる追いかけっこですけども、武器の使い方が全然なってないので冷める。そういう部分の指導者いないの?いないならちゃんと調べるとかしないとダメだと思うんですよね。そしてなによりライフル使うの上手そうな格好なのに丸腰のお父さんっ!は?格闘家なの?なんなの?とっ捕まえてもたいした残虐行為もない。せめてそこに振り切って思いっきりグロに力を入れたら右肩上がりで持って行けたと思うんだけどなぁ。

とまぁどうにもこうにも気になる点が多すぎて全体的にメリハリもなく、学生の趣味の映画かと思いました。

雰囲気が良いし、ポスターのセンスもいいだけに残念。
ラストの店員が何言ってるか聞こえない。
赤ちゃんの件もほったらかし。

恐怖はトラウマ級?うーん、恐怖とは程遠いなぁ。

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