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冬の持ち物 ABC
寒い。寒すぎている。
2月、最強寒波到来とのこと。
最強の名は伊達でなく、
なかなかパンチのきいた寒さである。
過去にもっと寒かった年はある気もするが、ここ数年暖冬が続いたため身体がびっくりしているのを感じる。
そもそも我らが香川県・瀬戸内の民は温暖・平穏な気候に慣れているため、雪をみるだけで驚くし、喜ぶし、ビビる。(県境・山間部に住んでいる方は比較的雪慣れしているが。)慣れない寒さに私も周囲の人々も、縮み上がって2月の初週を過ごすことになった。
寒い冬も、快適に。
寒波到来だからと言って、ずっと厚着で家にこもっているわけにもいかない。かじかみ縮こまっているヨガインストラクターのところには、誰もあんまり行きたくないだろう。
冬も元気に過ごすため、私はリュックに巾着を忍ばせている。
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①メンソレータム リップフォンデュ
唇がカサつかず、血色良くみえるリップクリームを探していたときにSNSで「売り切れ続出!」と話題になっていたこちらを愛用中。一番ナチュラルな『ヌードベージュ』を選んだ。
謳われているプランプ効果(唇のボリュームアップ)こそさして感じないものの、発色や保湿効果は申し分ない。色もかわいい、ものすごく。
これで税込693円…、ロムアンドのグラッシーボムティントにも匹敵する。
使い勝手がよいので毎日使っているが、すっぴんに使うと「唇だけ準備万端おばさん」が爆誕してしまうところだけ、苦々しく思う。
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②ヤードム
タイ・バンコクで購入した、
鼻にぶっさす例のアレ。
直訳すると「嗅ぎ薬」になるらしく、見た目はリップクリームやソックタッチ(世代)のようだが、鼻に挿して眠気覚まし・鼻づまり解消に使う。
正直に言うと気分転換以外のナニモノにもならないのだが、これがなかなか馬鹿にできない。
鼻にスティックを挿して吸い込むとやってくる、ペパーミント・ハッカ王国。効果はまったく持続せず、眠気も鼻づまりも一瞬で元通りなのだが、気に入っている。
帰りのスワンナプーム国際空港で、現地通貨を使い切ろうとヤードムをまとめ買いした結果、ほんとうに必要な水が買えなくなったのも今ではよい思い出だ。(馬鹿すぎる。)
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③貼るカイロ
学生時代、「ホッカイロはかじかむ手をあたためるものなのに、なんで貼るタイプが売ってあるんだろう。」と思っていた過去の自分を張り倒したい。
異論はあろうが、貼るカイロこそ至高。
年齢を重ねて、私はあたためるべきは末端よりもコアであることを学んだ。お腹や背中、体幹部の冷えは内臓の冷えにつながり、ゆるやかに私たちから体力を奪っていく。逆に言えば、コアがあたたまっていれば手先・足先が多少冷えても元気でいられる。
そして買うなら出来れば『桐灰』。
あたたかさが段違いである。
ヨガレッスンの際は薄着なので貼っていないが、それ以外で半日以上出かける際は必ず貼る。
私の周囲は男性を中心に一定数「カイロ貼らない派」が存在するため、根気強く布教していきたい。
④ワセリン
何かと広く使えるワセリンは冬も大活躍。
乾燥で唇が切れたときの救世主であることは言わずもがな、2月~花粉症シーズンには鼻の穴と目の周りに塗ることで花粉をキャッチしてくれる。アナログ解決策だが、そこそこ効く。
また、外出先であほ毛ボンバーに陥ったときも、ワセリンをささっと塗って整えている。外出時にまでワックスやヘアオイルを持ち歩きたくないので、用途が広くてほんとうに助かる。
⑤おまけ タンブラー
数年前、義父にもらったスターバックスコーヒーのタンブラー。
「人からもらったけど、近くにスタバもないし使わないから。」と譲っていただいた横流し品である。確かに義父の家から最寄りのスターバックスは車で30分以上かかる。
ちょうどタンブラーが欲しかったし義父が使うところも想像出来ないしで「いやスタバで無くてもタンブラーは使えますよ、お義父さん。」という正解は吞み込んだ。悪である。
寒いとき・緊張しているときのドライブのお供として、有難く使わせていただいている。
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むずむず2月。
2月は、むずむずする月である。
花粉症で目がむずむず、鼻がむずむず。
それだけではない。
年始スタートを切ったものの、まだまだ冬で年度の途中。受験や転勤・異動の結果もまだすこし先。エンジンをフルスロットル、という感じでもない。
とびきり寒いくせに、
空や風は確実に春の気配を孕む。
みんなのむずむずが2月を半端な月にする。
そうしている間に2月は終わり、
あっという間に春が来る。
あなたと過ごせるこの月を、
昨年よりもさらに大切にしたい。