第7回「とてもごちゃごちゃしている」の作品ご披露!と、第8回お題発表
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こんにちは、STUDIO HOLIDAYの三野クリコです。スタホリおえかき部でお題を捻り出す係をやっております。スタホリおえかき部って何?って方のために簡単にルールをおさらい。
今回もゲストが参加!
最近はゲストの方々が参戦していただけるので、作品が出てくるのがとても楽しみ。私はおえかきが幼稚園児並みなので発想したものを絵に描けるって憧れます。お題の解釈は人それぞれだからどんな作品なのか見る瞬間がとても楽しみです。
ではさっそく作品ご披露します!
今回のお題は「とてもごちゃごちゃしている」です。
指もとに集中してる指輪がごちゃ美しい!そしてシンプルなんだけどとてもワイルド。Whateverから原田桃子さんがご参加!
まずは、泣く子も黙るトップクリエイター集団whateverさんからご参加くださった原田桃子さん!これでもかと指を飾る指輪がごちゃごちゃしてそうで、とってもおしゃれ。指って顔の次くらいに表情が出るパーツだと思うんですけど、色や構図からも女性の強さや美しさが出ててとてもきれい。ごちゃごちゃだけを引き立たせるとこんなにもバランスが取れるんだなって感じました。こんな女性、憧れるわ~♡
確かに、人間の体って信じられないくらいの血管や骨、細かいパーツでできてる。いつもハッと新しい気付きがあるどうけさんの作品!
子どもの頃、人体のふしぎ展に行った時のことを思い出しました。スケルトンになった人体を見て、薄いつるっとした皮一枚の下はこんな地下都市が広がってるんだ、血の一滴になって体中をかけめぐったらジェットコースターに乗ってるような感じなのだろうか?と想像してことがあります。人間の体って本当に不思議ですね。ごちゃごちゃしているというキーワードからこの絵を持ってくるどうけさん、一枚の絵からいつもハッとした気付きをくれます。
好きなものを自信を持って身に着ける、これぞ最強に個性が光るオシャレなんじゃないか!きっとすーさんの娘ちゃんは毎日を楽しんでるはず!
すーさんはきっと服を買う時にそれぞれ可愛くて別々の機会に購入していったのだと思われますが、娘チャンはそのワードローブから好きなモノを自分で選んできてるんでしょうね!こういう「好きなもの」のって、大人になっても忘れないでほしいって本当に思います!(忘れなかった人が大人になったら大阪のおばちゃんになるわけではないと思う、うん。)すーさんの絵って、なんか見てるだけでうなずいちゃうようなところがほんと、いいと思う。
たまにある、こういう風に頭の中が埋め尽くされてしまうこと!でも絵で見てみると少し怖いきりちゃんの作品。
いつもマンガ書いてくるのに、今回はマンガじゃないっ!きりちゃんの絵はいつも色があまりなくて白と黒のことが多いので、細かいところまでしっかりと目に入ってくる不思議な魅力があります。これはきりちゃんの頭の中なのか、予想以上にごちゃごちゃしてた!笑 でも6月20日の「ふきがうまい」っていうところで笑えました。ある一種の絵日記にもとれて、ストレートなごちゃごちゃな中にも面白い構成だなって思いました。
かわいすぎる!「配線」のごちゃごちゃってある意味時代を感じるのは私だけ?絡まりあってるのに不快を感じない、ホリデー社長のごちゃごちゃしている世界!
毎度かわいいですね~!整理してるのにいつのまにか絡まってる!配線世代の私にはこれが自分だったらイライラする~!って思ってしまう笑 一人暮らし感満載の小さい部屋にいっぱい自分の好きなモノつめて、そこでくつろぐ至福の時間。どこかのどかな表情の動物たち、当の本人は配線が絡まっててもどこ吹く風…なんかホリデー社長の人格そのまま表したような印象を持ちました!(とっても誉め言葉です)ごちゃごちゃにあえて色を付けなかったところ、いつもの作品とまた違った魅力があります!
さて、書いた皆さんの感想は?
<Whatever 原田桃子さん>
ごちゃごちゃと指輪をたくさんしている女の子です。私指輪をするの好きなんですが、描く仕事をしていたり、家事するのが好きなのでここまでできないんですよね。憧れも含めて表現してみました。
<どうけさん>
合理的なようで非合理。
整然としているようで混沌。
それが美しいのが人体。
肩書:無職のテクニカルディレクター
プロフィール:元FLASHデベロッパーのフロントエンドエンジニア兼テクニカルディレクター。好きなことは絵を描くこととギターの演奏、粘土。
今度デッサンのワークショップやります。
ウェブサイトのURL: https://note.com/ydniku
<きりちゃん>
最近、意味のない文を作ってみたい!という衝動に駆られて、ランダム単語ガチャで出てきた単語を拾って繋げるという遊びをしたのですがこれが予想以上に難しく、頭がパンクしました(笑) 吹き出しの中の言葉はその副産物です。
<ホリデー社長>
今回のお題は完全に得意分野。学生時代からこんな感じのごちゃごちゃ配線イラストを描くのが大好きで、自分の好きなものを詰め込んだおもちゃ箱みたいな感じで、ノーストレスで楽しく描けました!
それでは第8回のイラストのお題発表です。「完璧な卵」
突然ですが、私はとても卵が好きです。
卵と言ってもニワトリの卵のことで、見ることでも触る事でもなく、食べることが好きです。
ゆで卵(半熟)が好きですが、総合的には目玉焼きも好きで、目玉焼きに関しては調理するときに卵をフライパンに割るのですが、落す高さによって白身が広がったり、いびつな形になったり一度として同じ形にならないところが好きで、きれいな形になるとなんとなくラッキーな気持ちになり、いびつな形になると一日がなにか波乱万丈な日になりそうな気がしたり、黄身が割れるともう一つきれいなものを作って2つ食べないと気が済まなかったりします。同列に書くと恐ろしく違和感がありますが、卵が好きな人を知っています。スペイン出身のサルバドール・ダリという画家です。卵が好きすぎて、晩年を過ごす家の外壁を卵のオブジェで埋め尽くしたり、自分で作った美術館にも卵をたくさん飾っていました。絵画作品の中でも「誕生」「完璧」を現すモチーフとして使われていました。
さて、ここで今週のお題です。
「完璧な卵」
わたしが以前住んでいたバルセロナには近所に闘牛場があり、とても大きなモザイクでできた卵のオブジェが印象的でした。闘牛はどちらかが死ぬまで牛を戦わせる場所でやはり「復活」「完璧」「誕生」という意味がこのオブジェにはあったそうです。キリスト教のイースターでもキリストの復活を意味するモチーフが卵だったり、エジプト神話の太陽神ラーは卵から生まれたという伝説があったり、卵というのは神秘的でもありますね。
卵というのは厳密なシンメトリーで自然界が作り出す造形物では完璧に近い形である、栄養学からも完璧であるなどシンプルながらも完璧な美しさを持つものとされています。みなさんの中では完璧な卵とはどのような印象ですか?
ちなみに卵は私の中では朝食の食材としては完璧です!小さい頃から平均1日1個食べている計算だとすると、今までの人生で14,600個食べてることになります。14,600個の卵が全部羽化するとどんだけの面積を埋め尽くすのだろう?色々考えると妄想がとまりません。
それではまた次回!
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