ALMAの稽古vol.6
studioALMAの日ごろの稽古についてお伝えしようと始めた「ALMAの稽古」の第6回。
この春に初の試みとして創作の課題があったので、
5回目まで創作の紹介が続きましたが、
今回は日ごろの基礎、ルーティンの稽古の話をしましょう。
基礎あっての舞踊劇ですから。
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バレエのレッスンでバーを使っている場面を見ると思います。
ALMAの稽古でもバーレッスンは欠かせません。
小泉憲央主宰の指導の下、さあ、みんなバーを持って始めましょう。
片手でバーを持ってしっかり立ち、音楽に合わせてひざを曲げるプリエや
足先をしっかり使って前、横、後ろと脚を伸ばすスロータンジュ、
脚を前、横、後ろと強く高く振り上げるグランバットマン……などなど。
それぞれに合う音楽を憲央さんが選んでかけています。
時には写真のように、両手でバーを持って「せーの!」とばかり、
右、左!と脚を高く振り上げる――なんてこともします。
しっかりバーを持っているので、ぐわっと体が飛んで、気持ちいいんですよ。
向かい側の憲央さんはもちろん、手前の2人も
脚が高く上がって、すごいでしょ。
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筆者は動きの順番もなかなか覚えられず、体が硬くて
脚はちょっとしか上がりません。
バーから手を離してバランスをとることもなかなかできません。
けれど、毎回稽古するうちに、少しずつ覚えるだけでなく、
「音楽を感じて」「丹田を引き上げて」「腕の動きは水が流れるように」
――の憲央さんの声が聞こえるたびに、その通りにしようとすると、
あら不思議、
バランスがとりやすくなり、伸びやかに、心地よくなっていきます。
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ここでの動きが、舞踊劇の中でも間違いなく踊りの基礎となっています。
公演が近づいて時間がないときも、必ず
「さ、バーを持って、プリエしましょう」。
必要なウオーミングアップで、大切なルーティンで、ここから
さあ、やるぞ!になるのでした。
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【劇団員募集中】
studioALMAは、子どもも大人も楽しめる「オリジナルの舞踊劇」
を創作・上演する団体です。
入団要件
・毎週日曜日11〜13時の定期稽古に参加できる方
場所:西武新宿線「野方」駅より徒歩5分のスタジオ
※定期稽古は舞踊稽古が主となります
※公演前は稽古が増えます
・演技・舞踊の経験、年齢は問いません
・入団希望者は面談あり
studioALMAのこれまで————
2021年4月〜 俳優のための舞踊教室開催
2021年9月 YouTubeにて映像作品「約束の化石」を無料公開
2022年5月 スタジオアルマの舞踊劇「団長は怒らない -流れ星サーカス団物語-」(作・演出:小泉憲央)公演
2022年9月 舞踊劇団化
2022年11月 全児演公演
2023年3月 スタジオアルマの舞踊劇「風の中の青い馬 -流れ星サーカス団物語-」(作・演出・振付:小泉憲央)公演
2023年8月 スタジオアルマの舞踊劇「ラヤの夢-流れ星サーカス団物語-」(作・演出・振付:小泉憲央)公演
2024年3月 スタジオアルマ所沢出張公演「風の中の青い馬 -流れ星サーカス団物語-」(作・演出・振付:小泉憲央)公演
ご興味のある方は、studioalma.meteor@gmail.com まで、お気軽にお問い合わせください!
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