5年越しの音MDM本線から漏れていた男
年が明けた2月でしたか。
私の知人が情報収集とナレーションをすることになったのは。随分と会っていなかったヤツなのですが。
コロナ禍でお笑い養成所を卒業できなかった私としては、「超音MAD晒し」あたりを遠目に見たときにもうエンタメのひとつも作れないかもしれないと感じていました。
どうやっても、11年前の小さなカラオケ亡霊だけではクリエイターになり切ることができない。地元でもそうであるように。
オフラインのつながりはやはりインターネットでも重要で、知らないところでタレントは酒杯を交わしていたんです。本筋からそれてる人間はいらないという考えが。
skypeで見ていた僅かなコミュニケーションは、いつの間にか大都会の真ん中で知らないうちに動いていたんです。その上技術も伴っていなければ、窓際族は忘れられるだけだって。
ああ、始まったなあと思いました。
遠野昔妖怪前線なので覚えていませんが、いちファンとして見守るしかできなくなったかなあって。
でもありがたいなとも思いました。ほどなく狂いきったコミュニティに取り込まれて、地元では決してできないプロジェクトチームに参画していたんだって。平成時代があった頃には、とうに見れないものが簡単にできてるように見えました。これが人徳というもので、頼れる人間をつくるためにはたくさんの人と会わないといけないことを知りました。
演者になれない人間でも、やるべきことやり尽くすしかないと思いました。
もう32になってしまったので、田舎での表舞台の寿命は5年もないんですよ。まるでゾンビのように、何かが追いかけてくるんです。
集まっている全員が、9/17のフィールドに向けてパワーを発揮しているんですよ。簡単に見える一言ですけど、地元じゃどこでも見れないんですよね。
いつの間にかアポ取りロケアシスタントマンと化した人間なので、秋田美人の美しい仕事報告グラムを眺めながら収録に臨んでいました。
いやわかんねえけど、そう決めたから仕方ねえじゃん。編集技術やクリエイティビティ?も足りてなかったら足で稼ぐしかねえって、恩師の言葉を思い出していました。
正直裏実況は頼まれてるわけでもなく勝手にやりました(一言筋は通しました)。それ以外やるべきこと思い浮かばなかった。
配信事業者だけど呼ばれてなかったわ~~~~と思ってました。でもそれはそうなのよ。
マッチしてないんだわ。音MAD界隈と。
片田舎で戦いに負けていることを悔しく感じていました。このまま歳くって裏方になり続けるだけなんかなって。嫌だわ。
高卒で上京して黙ってテレビマンなればよかったんかなといつも思う。
てことでクリエイターの皆さんの路線とは違う盛り上げ方が、できないかなと色々考えていました。それが音リビアの泉に繋がっていくので、それはまた後で話すこととします。
色々迷いながら取り組んでいたけど、もう少し昔取った杵柄漁っても許してもらえるかなと感じました。運営陣、絶対に一流の集まりだからよ。
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