1/1000車模型 量産までのみちのり
私が作り続けている橋の模型は、1/1000の縮尺で、添景で人と車を置くことにこだわっています。
米粒大の車模型を沢山作ってストックしておきたいわけですが、1ヶ月以上の試行錯誤を経て、ようやく量産の道筋がついたので、それまでの試行錯誤の日々をふりかえります。
かつては、紙に車の型紙を印刷し、頑張ってスチレンペーパーに貼って作っていました。目の衰えととともに一つ一つ手で作るのが辛くなってきたので、機械などで量産する方法を模索していました。
結論は「2㎜のアクリル板をレーザーカッターで抜く」です。以降はここに行きつくまでの試行錯誤を振り返っているので、興味のない方はここまでで大丈夫です。
以下は、ここに至るまでの失敗談
最初にセリアのプラ粘土で模型の原型を作成。
これをお湯丸君という熱で柔らかくなる粘土で型を起こし、レジンで複製しようと試みたのですが。。
そもそもお湯丸君は型どりのための素材ではないので、正確に抜けず、話になりませんでした。
次に出会ったのは、クラフトショップで見つけた「型想い」という商品
ここまでやって、この小ささでレジンキャストは無理ということに気づく
で、いろいろ検索して見付けのが、歴史的建造物を活用し、官民一体で生まれた「エンジニアカフェ」という素敵な施設。エンジニアの研鑽という目的であれば、無料でワークスペースを使わせていただけるだけでなく、1日2時間以内であれば、施設地下のレーザーカッターや3Dプリンターも無償で使わせてもらえます。
ここで、2㎜のアクリル板をレーザーで抜くというアイデアが閃きました。