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上陽町ひふみよ橋プロジェクト

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縁あって、八女市上陽の石橋に関して模型や原稿を作成しています。
運営しているクリエイター

#原橋

通潤橋の弟「ひ」洗玉橋(2023ponte投稿)

ひふみよ橋のポンテ投稿をきっかけに、「ふ」の橋のたもとにある「ほたると石橋の館」の館長内田 理絵さんと縁ができ、石橋にかかわるイベントに声をかけていただけるようになりました。一〇月二一日は、「ひ」の橋「洗玉橋」の架橋一三〇年の記念イベントにお声掛けいただき、夫婦で参加したので、報告します。 一、今でも愛される洗玉橋  イベントは、「八女上陽の『ひふみよ橋』を守る会」の主催で朝一〇時~一五時まで、半日かけて行われた。マイクロバスによる現地移動~神主さんによる神事~記念橋渡り~

続々:上陽町「ひふみよ橋」の運命(2021ponte投稿)

(前回からの続き)  バイパス水路まで設けて、四連の石造アーチを守った宮ケ原橋について、より詳しいことを知るために、私は八女石灯ろう協同組合に電話をし、取材の申し込みをした。ひふみよ橋の「ふ」の橋のたもと「ほたると石橋の館」の館長内田さんを紹介いただき、いろいろな話を伺った。  高欄の工事を行った業者は、県外本社の建設業者で、残念ながら八女石灯篭組合は、予算等の関係で工事には関わることが出来なかったとのこと。工事の当事者ではない前提となるが、話を伺い、判った範囲のことをお伝え

続:上陽町「ひふみよ橋」の運命(2021ponte投稿)

 転勤で東京から九州の人になったのは九年前の平成二四年。その年の七月に福岡・熊本・大分県に大きな被害を与えた九州北部豪雨が発生。私はそのまま若干ながらも福岡県八女市の復興に関わることになった。  平成二五年に発刊したポンテ39号では、当時の被災の状況と八女市の観光資源、上陽町のひふみよ橋が受けた被害についてレポートをしたが、本稿では、その続き、ひふみよ橋の復興について報告したい。  ひふみよ橋とは、福岡県八女市上陽町の星野川にかかる四つの石造アーチ橋群の総称で、星野川の約二、