Kの向くままにおススメ映画『プライベート ライアン』ネタバレあらすじ感想日記
こんにちは。平和主義者のKです。今回は『プライベート ライアン』。一言で表すと「弾無しアパムの成長の映画」です。
こんな人におススメ
要注意点まとめ
こんな映画です
前線のライアン二等兵を無事に帰還させる任務に赴く、ミラー大尉率いる8名のレンジャー隊のお話。そして、ライアンは無事に祖国へ帰還しました。
もう少し詳しく
伝えたい見どころは④つ。
① ノルマンディー上陸作戦 連合軍最悪の死闘 オマハビーチの戦い!
これは戦争映画史の中でも結構凄いと言われています。この冒頭30分だけでも観る価値アリ!ただし、かなり凄惨なので覚悟して観てくださいね!
連合軍公式記録によると
「侵攻ではなく、生存と救命が目的となった」 とされています。
敵が機銃やトーチカ並べて待ってる丘に走って突っ込んで行く作戦ておかしいだろ!何が上陸作戦だよ!
② 神のご加護?
レンジャー隊には狙撃の名手がいて、彼は敬虔なカトリック。一撃毎に神にお祈りすると狙撃はほぼ命中し、迫る敵兵を一人ずつ葬ります。
要するにコレは神が人を殺しているという 宗教とか戦争に対するかなり攻めたメッセージだと感じました。ジャクソン、格好いいよね。
③ 命の重さ
戦争映画としてはベタなテーマ。
何故ライアンを救出しないといけないのかはまあ軍の事情なんですけど、序盤からレンジャー隊はモヤモヤした気持ちで任務にあたります。
何がモヤモヤかというと、
「一人の兵士を8人で救出しに行くってどゆこと?ライアンはそれだけ価値のある人間なの?」 …Kもそう思いました。
しかも、苦労して見つけたライアンは
「帰らない!」 と…。子供かよ。
仕方なくレンジャー隊は戦闘に加わる事に…。
そして、劇中の最終戦でレンジャー隊員がライアンを護って次々と戦死していく恐怖と悲しさと友情とか愛国心。涙。。
冒頭のオマハビーチの戦いで無名の兵士達がどんどん死んでいく、その場面とは対照的です。映画が長いだけにレンジャー隊には情が移ってるんですよね。ライアンのせいだぞ!
ホイミンがいたら助かったかもしれませんけどね。。
観た後はこんな気分になりました
「大戦のさなか一人の兵士を救う作戦」とか表向きは美談だけど、、そうじゃないよね。①人が人を殺す事 ②神が人を殺す事 ③人命の重さがそれぞれ異なる事 ④友人を殺す事
それが戦争なのよね、悲しいけど(スレッガー中尉)。
それからね、機銃の音とか戦車が近づいて来る音とかやたらリアルなんですよ(戦争経験はないけど、色んな戦争映画を観てるから判ります!)。
是非、充分な音響設備または良いヘッドホンで視聴ください!
心に残ったセリフ
④及び腰で人を殺した事もなく、弾薬もまともに運べないレンジャー隊員《弾無しアパム》。彼の成長こそ、実はこの映画の一番のテーマかも。
戦場で出会ってなければね、友人になれたかもしれないのにね…。
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